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監査法人のランキング。社風や雰囲気、年収や規模・売上高などを総合して考察

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監査法人は日本全体では沢山ありますが、その9割のシェアはBig4が独占してます。

今回は、金太郎飴に思えるBig4の社風や雰囲気などについて触れていきたいと思います。

また、売上高や規模に年収などを勘案して個人的な監査法人ランキングも考えてみました。

監査法人全体としての社風や雰囲気

監査法人全体としての社風や雰囲気を一言で言うと、「個人主義ベースで静かにタスクを素早くこなす」です。

あくまでもこれは、業界全体として大体こういう感じということですし自分の視点なのですべての法人や部門に当てはまるということではないです。

IPO部門なら監査よりももっと元気で活気的ですし、良い意味で会計士っぽくなくて陽気にしゃべる人も見てきました。

どの業界でも、会社でも色んな人がいるのは当たり前です。

それでも監査法人業界の場合は、仕事している人が会計士などの資格持ちの人が大半なので自分にプライドを持って常に効率性を考えながら仕事している雰囲気なんですよね。

また、アサインベースで常に同じ人と仕事をしているわけではないという性質から、やはり個人が重視されているような気がします。

全体的に転職をいつでも視野に入れることが普通でもあるので、経験と実力をつけて自分の価値を高める意欲がある人が目立ちますね。

とはいえ、それを前面に押し出している感じではなく淡々と仕事をこなしているので普段はわからないんですよね。

のんびりやっているように見えながらも、実は将来パートナーになることを視野に入れて準備しているマネージャーもいたりするので。

なので、少なくとも「うるさい感じ」ではないです。

ただ、Big4と中堅監査法人でまた社風や雰囲気は異なってきます。

Big4それぞれの特徴や雰囲気

正直、一見ビッグ4って「大きく考えるとどこも一緒でしょ?」って思いますよね。

で、実際に大局から見るとそんな感じなんですけど細かいところでは結構法人毎の特色というのがあったりするらしいんですよね。

横のつながりで、それぞれの監査法人で働いている人から聞いた話を以下でまとめてみました。

・新日本

結構洗練されたイメージ。

ビッグ4の中ではトーマツやあずさをちょっとだけ売上高や人員数で差をつけているので業界トップという認識があるようです。

また、結構女性が働きやすい職場というのが新日本のイメージのようです。Big4の中で一番いい意味で普通なのがここかなと。

・トーマツ

ちょっと体育会系寄り。

スポーツをやっていた人やパートナーでもマラソンをやっている人が結構いたりと体力重視。

もちろん、体育会系な感じだけではなく監査手法や手続きの厳格さなどはビッグ4の中でもしっかりとやっているというのが元中堅監査法人の同僚が言っていました。

監査法人志望者は、トーマツか新日本のどちらかを第一希望にするところが多いみたいです。

あと、クライアントには大手商社と大手金融機関がずらりといるのでそういう業界に興味があるならここがおすすめですね。

・あずさ

今までは、比較的のんびりとやっていたイメージがあったのですが最近ではオリンパスの一件あってからは見方がちょっと変わりました。

もちろん部門によっても違うのですが、堅実に監査をこなすという感じですね。

使用しているシステムなどがちょっと古いのではということを聞いたりしますが地味ながらも堅実に作業しているという誠実さがあるのではと感じるようになりました。

・PWCあらた

ここは、トーマツ以上にある意味で体育会系かもしれません。

とにかく、成果を出して上にいきたいならココ!

少し他のビッグ3よりは規模が小さいですがそれでも大手クライアントのインパクトはすごいです。

外資系的な要素が前面に押し出されているので英語を向上させたい・英語でどんどん評価されたい人ならばここが人気ですね。

以上、あくまでも聞いたことベースなので完全な主観ですが次は中堅監査法人全体の雰囲気についてもお伝えします。

中堅監査法人の雰囲気は?

ビッグ4に対して、中堅監査法人の雰囲気や社風はどんな感じなのでしょうか。

中堅どころ全部がそうなのかは、正直横のつながりがあまり中堅の人たちとはないので自分が働いていたところメインの話になります。

ビッグ4との大きな違いとしては、やはり人員数が100人に満たない規模とかが多いので全体的に活気があります。

ビッグ4では、結構大きな規模のクライアントが多いので監査チームの人数も多めになり黙々と作業しがちになりますが中堅の場合は小規模クライアントが多いので事務所勤務が多かったりして結構事務所で仕事をしていると熱い議論が色んなデスクの島で交わされていることが多いです。

なので、全体的にはアットホームというありきたりな感じの言い方になってしまうかもしれません。

それでいて、社員旅行をしたりということもあったりするので中堅の法人は全体的な社内のつながりが強いですね。

パートナーも、事務所勤務だと目の前とかにいたりしますし。

パートナーが、いい意味でパートナーらしくないので普通に話しかけられる雰囲気です。

やはりありきたりですけど風通しがいいんですよね。

監査法人の年収はランキングできるものなのか?

監査法人別に年収は違うものなのでしょうか?

これは、Big4と中堅監査法人では社員や職員がもらえる年収の違いはあります。

新日本、トーマツ、PWCあらたにあずさの4大監査法人ではそれぞれ足並みを揃えているような感じがありますので年によって法人独特の報酬体系がつくことがありますが基本的にはほとんど差はないです。

しかし、中堅監査法人の場合はBig4よりも50~100万円ぐらい低いところが多い印象があります。

なので、年収は4位まではあまり変わらないのですが5位以下は必然的に準大手~中堅となるので差がつきます。

4位と5位の壁がある感じですね。

とはいえ、4大監査法人の中でも景気次第で給与体系に特色を出すところもあります。

監査法人業界の景気が一番良い時に年収を引き上げていたのは新日本とあずさです。

特に、初任給などスタッフレベルで他法人と年収の違いを実感することができた人もいました。

PWCあらたは他の法人に比べると想定的に年功序列をちょっと壊しつつあるので、Big4の中でも優秀な人が年収を上げやすいです。

トーマツは、景気の動向にあまり左右されず保守的な報酬体系を維持している感じです。

それを踏まえると、安定という意味では従業員にとっての年収ランキングはBig4の中ではこんな感じでしょうか。

1位:トーマツ
2位:新日本
3位:あずさ
4位:PWCあらた

ただ、もっと実力で稼げそうだったり大盤振る舞いをする法人という観点からは以下の感じですかね。

1位:PWCあらた
2位:新日本
3位:あずさ
4位:トーマツ

まあ、部門や残業状況によって全く違ったりするのであくまでもイメージですが。

規模や売上高などで監査法人のランキングをしてみる

そして、純粋に規模や売上高で監査法人のランキングをつけてみると結構分かりやすいです。

2019年のBig4の規模(人員数)は以下の通りです。

1位:トーマツ(6848人)
2位:あずさ(6218人)
3位:新日本(5492人)
4位PWCあらた(3251人)

2019年のBig4の売上高(業務収入)は以下の通りです。

1位:トーマツ(108,718百万円)
2位:あずさ(100,493百万円)
3位:新日本(99,296百万円)
4位:PWCあらた(48,735百万円)

人員数ではランキングが明らかですが、売上高ではそんなに上位3法人は変わりないですね。

総合的に監査法人の個人的ランキングをつけるとしたらこんな感じかな~

で、監査法人に個人的なランキングを総合的につけるとしたらこんな感じかなと。

1位:新日本
2位:トーマツ
3位:あずさ
4位:PWC
5位:太陽
6位以降:それ以外の中堅監査法人

まあ、結構適当な自分の経験とイメージでつけてみましたけどやはり東芝のことがあったとはいえ全体的にやはり洗練されている感じで人員数は3位ですが他の部分を考慮して1位。

あと、名前が個人的には一番かっこいいと思ってます(笑)

トーマツは、なんだかんだで仕事がきっちりしているイメージがあるのでその次です。

あずさは、規模は比較的大きいですが特徴があまり見当たらないのでとりあえず3位です。

で、PWCは他の3法人に比べると規模が小さいのですが外資系的なちょっと他とは違う社風を考えると面白いと思いました。

でも、やはり規模面でかなり不利なので4位です。

世界と日本では、監査法人の扱いに差がある

ちなみに、日本では就職人気ランキングとかで監査法人がトップになることはまずないですよね。

でも、世界的にはデロイトやPWC、EYやKPMGなどは新卒がキャリアをスタートさせるのに最も人気な就職先なんですよね。

だからどうってわけでもないんですが、もっと監査法人という存在が日本で浸透すればいいのにといつも思ってしまいます。