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USCPAに働きながら合格!30代未経験から監査法人に転職した成功体験記

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「未経験でUSCPAの転職先見つかるのかな?」

「自分のスペックあんまり高くないけど大丈夫かな?」

今回は、監査法人時代の後輩の転職成功体験記を紹介いたします。

彼は当初、英語が苦手でTOEIC500点レベルで勉強を開始しました。

それにも関わらず、USCPAに合格して36歳未経験で監査法人に転職できたので理想的なキャリアアップとなりました。

私と違い、留学経験もなく英語に慣れていない状態からのスタートでBIG4に転職できた「絵に描いたような成功例」となったので悩んでいる方のモチベーションにつながるかと思います。

自分と境遇が近く、考えていたことが似ていたので是非にと1対1で詳しい話をさらに聞いてまとめさせてもらいました。

話の流れとしては・・

① しがない営業からの脱却を決意
② 独学か予備校か無料資料と説明会参加で判断
③ やらない事を決めて勉強に時間を全投入し合格
④ 転職エージェント経由でなんとかBIG4の内定ゲット!
⑤ スペックが低くても内定を貰える事もあると判明

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ここからは、その後輩の詳しい体験記となります。

USCPAに合格して監査法人へ応募した時の私のスペック

まず最初に、監査法人へ応募した時の私(後輩のアキラ(仮名))のスペックを簡単に紹介します。

年齢:36歳
前職:中小企業でプラスチック製品の営業(今までの職歴で会計や金融経験はなし)
英語力:TOEIC730点
保有資格:USCPA全科目合格、運転免許

とまあ、こんな感じです。

「こんなのでよく内定もらったな!」と言われても全くおかしくない状態でしたが、「運がよかった」の一言に尽きるかもしれません。

「35歳以上で未経験ならまず書類選考で落とされる」と色んなところで言われてましたからね。

なので、BIG4に内定をもらって正直かなり興奮しましたね。

だから「こんなボロボロのスペックでも監査法人、それもBIG4に内定している人がいるんだな~」と発奮材料になってもらえればと思います。

TOEIC520点で働きながらのUSCPA合格までの道のり

そもそも、USCPAに合格して監査法人で監査の仕事をしたいと思った理由は2つあります。

・現在の職場が中小企業で特にやりがいもなく未来がないと思ったから
・手に職をつけて、自分の市場価値を高めたいと思ったから

前職が営業職だったのですが、その前の会社に嫌気がさして転職をしてきたので特に前職のプラスチック製品の営業に興味があったわけではなかったんです。

そこで働きながら合格可能性があるUSCPAで、なおかつ専門職で給与も市場価値もそれなりに充実している監査法人へ転職したくなって受験を考えました。

USCPAという資格で監査法人に転職する人がいることも、最初は知りませんでした。

なので、日本の公認会計士試験は「働きながら、ましてや自分の頭では絶対に無理だ!」と思っていたのでUSCPAで監査法人へ潜り込むという戦略にしました。

USCPAの予備校選択

USCPAの試験概要や科目、受験方法や場所などを調べている過程で「全部英語のUSCPA試験、自分の英語力じゃ独学はきついな・・・」と思って予備校に通うことにしました。

USCPA受験予備校としては、アビタスが断トツで有名なのは聞いていました。

自分の場合は、まず専門職としてUSCPAの受験を考えている段階で「受験決意」とまではいってなかったのでとりあえず実績があるところに資料請求をしてUSCPAについて改めて学ぼうと思ったのです。

どうせ無料ですし。

その中でも、アビタスの資料がパンフレットのように綺麗で見ていて色々と分かりやすかったという印象がありました。

なので、とりあえずモチベーションが少し上がったので今度はアビタスが主催している無料セミナーに参加しました。

新宿の綺麗な高層ビルにあるんですよね~、ここって。

そこでセミナーに参加して、他にも多くの人がいたので「USCPA受験を考えている人って、結構色んな人がいるんだな~」とさらにモチベーションがアップ。

セミナー自体は資料に書いてあることよりも、もう少し突っ込んだことを説明してくれる程度だったのですが学校が綺麗で雰囲気とかがすごくよかったので来ただけでも収穫がありました。

※現在はオンライン説明会も参加可能
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家に帰ってから改めて考えてみて、この年齢で勉強を始めて合格しても監査法人に転職できるのか?なんてことも考えました。

しかし、「合格して転職できなくてもそれはそれで一つの勲章になるからとりあえず前に進もう!」と思ってアビタスでのUSCPA講座に申し込みました。

USCPAの勉強に時間を投資して受験、そして合格!

それからは仕事はなるべく残業しないように、飲み会もほぼ断って勉強に集中しました。

肝心の授業はもちろん日本人講師による講義で英語の会計用語や論点の解説なので、やはりスクールから入ってよかったなと。

さらに、現在では日本で受験できるようになったことも自分がUSCPA受験をする決意をした理由の1つでもあります。

以前は有給とかとってグアムに受験しに行かないといけなかったみたいですからね。

「今の時代に生まれてよかった・・」なんて思いました。

そして、職場では極力残業せずに「空気が読めないやつと思われてもいいや」と思いながらひたすら平日の仕事後、そして休日を勉強に費やしました。

なぜかこの時は明確な目標ができたことで、燃えてた気がします。

私の性格上、あまりいっぺんに多くの科目のことを考えたくなかったので1科目ずつ合格していく計画にして「1年で結果的に合格」を目標にして勉強していました。

で、蓋を開けてみたら「計画通り!」という感じです。

全科目がかなりギリギリでしたが・・・・1年ちょっとで合格にこぎつけました。

合格した科目の得点は以下の通りです。

BEC:81点
FAR:76点
REG:75点
AUD:78点

ダメダメ英語力スペックから、自分でも驚きの一発合格でした。

正直、BEC以外の科目は試験が終わってから「今回はダメだろうな・・・」と思っていたので1科目合格していればガッツポーズ。

こうして、TOEIC520点からUSCPAに合格して、見事に監査法人への応募チケットを手にしたわけです。

USCPAに合格してから監査法人転職成功までの道のり

さて、USCPAに合格した。

これで初めて監査法人への応募チケットが手に入った。

で、次にしたことは当然転職エージェントへの登録です。

転職エージェント経由で書類選考突破

転職活動をする際は、自分でその企業に応募するか転職エージェントを利用するかのどっちかになることがほとんどだと思います。

しかし、監査法人のサイトを見ても中途採用で募集している様子が見られなかったのと、もともと仕事しながらの転職活動を想定していたので色々と面倒な仲介をしてくれるエージェントを利用しようと想定していたのです。

転職エージェントを経由することで結果的に採用確率が高まると考えていたので、無料なら活用しない手はないと思いました。

また、重要な書類選考などでは添削や企業別の書き方などアドバイスをもらえるのも大きいからです。

「書類選考に突破して面接に呼ばれればこっちのもんだ」と思っていた私にとっては嬉しい好材料です。

年齢が一番のネックになると自分の場合は思っていたので、その場合まずは書類選考で落とされるはずです。

「面接にこぎつければ年齢ではなくあとは人物などで見てくれる」

そう自分では考えてみました。

なので、なんとしても書類選考を通過したかったのです。

後述しますが、この選択肢は正解でした。

さらに、どうしても監査法人に勤務したかったので業界に強い専門職だけのエージェントに登録しました。

そして担当者が案件を探してくれたところ、6件の募集案件を持ってきてくれました。

中には、「経験者」でないとダメというのもありましたが「とりあえず推薦文で推すので応募はするだけしてみましょう」ということで、中堅・BIG4含め6件とも応募しました。

それにしても、その監査法人のサイトには募集はかかってなかったのですがやはりエージェント経由でだけ募集している監査法人がほとんどなんですね。

「年齢もネックだし、英語力も正直高くはないから2つくらい書類通過するだけでも御の字だな」と思ってました。

ちなみに、USCPAの勉強をして合格した間にTOEICを改めて受けたところ、USCPAの勉強が役にたったせいか当初より点数が200点ほどアップしました。

それでも監査法人へのアピールにはなりませんが・・・。

そして応募してからメールで続々と書類選考結果メールが担当者から。

まずは3つ、立て続けに書類選考で落ちました・・・。

やはり「経験者でないと不利」とのことみたいです。

しかも、その落ちた3つの監査法人は中堅どころだったので「中堅でダメだったら大手はもっとダメなんじゃ!?」と思って相当へこみました。

しかし!

その後の書類選考結果メールで奇跡的にBIG4の1つから面接へのステップに進めることに!

そして、1つまた落ちて最後の1つの中堅監査法人でも「急募」ということで面接に呼ばれることになりました。

まさかの予想通りの、2つの書類選考突破!

世の中何が起こるか分からないものですね~。

早速、第1希望のBIG4の面接を先にするようにしてもらいました。

万が一、中堅監査法人の方で先に内定が出てしまったら困るので。

そして、会社の方は無理やり有給をとってBIG4の1次面接へ。

緊張の監査法人の面接

金融部での募集だったので、部門のパートナーの方が一気に数人登場!

私1人と相手数人との四面楚歌状態です(笑)

しかし、パートナーの方が穏やかで質問内容も専門的な話はなく「なぜ監査法人でウチなのか」といった、いわゆる普通の会社の面接で安心しました。

ちょっと話も盛り上がったので「これは好感触かも!?」と思って1時間半くらい話して終わった気がします。

そして面接を受けた次の日に、最終面接である2次面接への連絡が!

やった!

で、面接日をエージェント経由で設定してもらって、その前に中堅監査法人の1次面接がありました。

無理やり有給をとって面接へ。

そして面接相手はやはりパートナー2人です。

ここでも、BIG4での面接と同じようなこと聞かれ無難に終わった気がします。

で、そこの面接結果を待たずにBIG4の最終面接へ。

え~、その日はさすがに事前に有給をとることもできなかったので外回りの時間を使って面接へ!

「内定に後一歩なんじゃ!なりふり構っていられるかい!」という感じでしたね(笑)

そして最終面接である2次面接は人事部門のパートナーが登場しました。

あまり突っ込んだ質問はされず、想定していた面接よりも拍子抜けの感じで助かりました。

そんな感じで面接があっさり終了。

これって・・・・内定がほぼ確定だからこんなあっさりしてるのか?

それともやっぱダメだから面接官の質問があっさりしているのか?

その答えは面接の次の日に出ました。

悲願の内定

エージェントから直接電話がきて、ドキドキの瞬間!

「○○さんの件ですが、内定ということになりました!おめでとうございます!」

うおおおおおおおおお~~~~~~!

マジっすか?

36歳ですけど!?

TOEIC730点しかないですけど!?

未経験ですけどいいんですか!?

丁度お昼休みの時間だったのでお店の中に居ましたが、心の中で大踊り(笑)

速攻で「内定、正式に承諾します!」とエージェントの担当者にいいました。

そして、中堅監査法人の方は1次面接の結果がまだ出てなったんですけど辞退させてもらうよう担当者に伝えてもらいました。

そして憧れのBIG4にたどり着いたんです。

「働きながら」「30代」「英語が苦手」「未経験」でもUSCPAに合格して監査法人に転職できる

こうして、「とりあえず資料請求して話でも聞いてみるか」と行動したことがきっかけで、まさかここまで上手くいくとは思いませんでした。

もちろん、ネット上でも色々と言われているように35歳を超えて監査法人への転職は厳しいというのは事実だと思います。

しかし、入社してから部門のパートナーの人と偶然話す機会があったのですが「監査法人の採用サイクルは水モノ」と言ってました。

ようは、景気動向やその時のクライアントの増加、退職者の状況によって採用動向が極端に変動するということです。

現に、私が採用されたのは「同時期に辞めた人が結構多くてね」ということだったみたいです。

もちろん、若かったり、900点レベルの英語力があったり、金融経験があったりした方が絶対的に有利なのに決まっています。

でも、その時の状況によっては30代後半で未経験でも監査法人に転職できた人間もいるということです。

また、そもそもUSCPAに受かるか不安という人も多くいると思います。

USCPAの試験問題は英語で出題されますので、当然一定の英語力が必要になってきます。

正確には、「英文読解能力」ですね。

また、BECではWritten Communicationがあるので「英文作成能力」も若干必要になってきます。

なので、上記の2つの能力に自信がない人はまずはスクールに通ってUSCPAの講義を日本語で受けながら力をつけていくのが最短距離です。

英語力に自信がない人も、スクールで日本語での解説から入れば自分のように合格レベルに持っていけます。

特に、USCPA試験は過去門の使い回しが多いので練習問題をひたすら解いていれば自然と試験問題の英語に慣れていけます。

日本の会計士試験と違って、論文なんてものはないのでUSCPAは「どれだけ多く勉強したか?どれだけ問題と解答パターンを暗記したか?」という努力の勝負です。

頭の良さは二の次です

意外なモノがUSCPA受験のモチベーションになる!?

自分のようにスペックに色んな不利な条件があって、「そもそも受験してUSCPAに合格しても無駄なんじゃないか」とか思う人は多いと思います。

でも、「合格できるか?」「転職できるかどうか?」は「やってみないとわからない」。

当たり前のことを言ってますが、本当にそう思います。

ネット上とかでは、高齢で未経験での合格・転職は相当厳しいというのが一般的な意見です。

それは確かに正論です。

でも、そう思って何も動かなければUSCPAに合格したり転職できる可能性は0%になります。

僕も勉強している間は当然、色々と不安になったりしました。

「こんな自分が合格できるのか?」「合格しても監査法人の書類選考であっさり切られて終わるのかも・・・」なんて。

だからこそ、そういった後ろ向きの意見は正論だけどモチベーションダウンしてしまうから一切シャットアウトしました。

そして30代でUSCPAに合格した人のブログを見たり、転職活動の成功体験記などを資料で何度も見返したり無料セミナーで言ってたことを思い出したりしてモチベーションを上げてました。

特にアビタスの公式サイトではUSCPAに合格して監査法人に転職した人の事例などが載っているので見ているとモチベーションがあがります。

科目合格なのに転職成功している人もいましたからね。

それにしても、受験を決意したきっかけとなったアビタスから取り寄せた綺麗な無料資料は転職活動が成功するまでずっと持っててよく読んでました。

※現在では、WEBパンフレットが資料申し込み後にすぐに閲覧できます
>>無料資料請求する

USCPAって、本屋に行ってもあまりちゃんとしたのがないのでこういうスクールの資料ってすごいモチベーションが上がるんですよね。

本屋で売っている千円くらいの本よりも、スクールの無料資料の方が本として充実してて綺麗なんだから面白いですよね。

当然資料はスクールへの勧誘として、良いことを中心に書いているのはわかっていましたけどネガティブ情報がないから逆に自分には自信がついて重宝したんです。

なので、USCPAを受験しようか迷っている人、またはすでに勉強しているけど不安になったりモチベーションが上がらない人は、とりあえずスクールの資料を入手したり無料セミナーに参加したりして発奮材料にするという利用方法がおススメです。

さすがに私は、監査法人に入社してからはもうアビタスの資料は捨てましたけど・・。

ちなみに、現在は中小の事業会社に転職して管理部門の統括をしていますが監査法人での経験はものすごく役に立っています。

不安と向き合って試験勉強&転職活動をした経験も必ず活きるので、みなさんも頑張ってください!

まとめ

今回は身近な人物の成功事例を紹介しましたが、もちろん「30代後半でも絶対大丈夫!」ということではありません。

年齢が上がると採用の壁が上がってくるのは自然の事です。

それでも、「絶対無理」というわけではない事が今回の成功例が示しています。

特に、監査法人の場合は資格重視のため試験合格していれば未経験者に寛容です。

事業会社の経理や財務の方が実務経験を重視する傾向があるので、会計未経験で30代前半~後半ぐらいであれば監査法人の方が転職に成功しやすい傾向があります。

私が中堅監査法人に未経験で内定をもらった時は30代前半でした。

USCPAを目指すかどうか悩む要因の一つとして、「自分の年齢で目指しても大丈夫か」というのは大きいですよね。

スペックが低かったり、年齢が高くなったとしても可能性さえ感じることができればUSCPAを目指すモチベーションは格段に上がります(自分も受験時代はそうでした)。

受験資格や難易度、メリットや転職可能性など少しでも気になることがあればちょっとだけ行動を起こしてみることをおすすめします。

ネット上にはない密度の濃い情報や合格体験記などが、無料資料や無料オンライン説明会などで入手できたりします。

「自分にもいけそうかどうか?」はそれから判断しても遅くないです。

どうせ無料なら、使い倒してからやるかどうか決めても良くないですか?

USCPAは頭でずっと考えていても変わらないことが多いので、「ほんの少し行動を起こしてみて初めて変わる」という話でした!

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