監査法人での給与などの年収面については別の記事でお話ししました。

それ以外の待遇も気になるところですよね?

今回は、福利厚生等の給料以外での待遇についても気になるところだと思うので自分の把握している範囲でお話したいと思います。

監査法人ではBIG4でも住宅手当など福利厚生は充実していない

一言で言ってしまうと「監査法人はBIG4を始めとして福利厚生等の旨みはあまりない」というのが定説でもあり自分もそう感じています。

残念ながら、通常の事業会社に比べて給料が高い分、給与以外の待遇があまり充実していないというのがこの業界なのです。

よく、住宅手当とか家賃補助とかを出してくれる事業会社って結構多いと思います。

それこそ、サイバーエージェントなんて会社から2駅以内に住めば月5万円の住宅手当がでるという話もきいたことがあって死ぬほど羨ましい限りですが、監査法人では住宅手当や社食・社宅などの給与以外の待遇が充実していないのが現状です。

退職金制度もありますけど、色んな人から聞いた話では退職金も事業会社に比べるとほとんどもらえないらしいです。

こう考えてみると、監査法人の給料が事業会社よりも高いのは、難関資格に受かって選ばれた人材だから給料が高いというだけではないです。

退職金や福利厚生等があまり充実していない代わりにそれが年収と言うお金という形で上乗せされているから監査法人の給料が高いとも考えられます。

本来もらえる退職金の分を毎月の給料として上乗せしてもらっているから給料が高いのも当然と言えますね。

まあ、強制的な転勤とかであれば家賃補助とかは出ると思いますが、そもそも強制転勤もあまりないので、基本給とボーナス、それに残業手当以外の待遇に関してはあまり期待しない方がよいというのが個人的な感想です。

でも、監査法人のように福利厚生分をギュッとまとめて毎月の給与に反映されている方が分かりやすくてよくないですか?

多分、この業界は転職することが前提でもあるので長く使える福利厚生があっても意味ないということで給与に織り込んでいるのではないかと思っています。

要は、「自分で使いたいサービスは自分で自由に選んで!その代わり給料上乗せするから!」ということでしょう。

中堅監査法人よりもBIG4は多少は福利厚生はある

とは言っても、もちろんBig4であれば多少は福利厚生は充実しています。

中堅監査法人の時は全くといっていいほど給与以外の旨みはありませんでしたから、そこはさすが大手といったところですね。

具体的には、さすがに住宅手当や退職金などはほとんど期待できませんが、事業会社でもよく導入されているカフェテリアプランというのがしっかりとあります。

健康保険組合から1年毎に決められたポイントが与えられて、そのポイント内で食品を購入したり任意の健康診断を受けたりするやつです。

そういえば、自分はいつもギリギリになって焦ってカフェテリアポイントを一気に利用していました。

カタログをさらっと見た感じでは色んなプランがあって結構魅力的だな~なんて思っていたのですが、日々の業務に追われてカタログは家の部屋の隅で眠ったままです。

今となっては、もっと慎重に自分が利用したいサービスやモノを吟味して消化するべきだったかなと後悔しています(笑)

監査法人では有給は取りやすい環境か?

中堅監査法人時代も、BIG4時代も有給に関しては比較的取りやすい環境だったと言えます。

ただ、BIG4の頃は金融部にいたので分かりやすい閑散期がほとんどなくガッツリと有給を取って安むというよりもちょこちょことピンポイントで数日休むと言った使い方をしていました。

逆に、中堅監査法人時代は夏はかなり閑散期になるのでみんなガッツリ取っていましたね。

自分の場合は、夏ではなく年末年始ですが2週間ほど取得していたこともあります。

今では働き方改革で有給取得が必須となっているので、さらに監査法人では休みやすい環境になっていると聞きます。

四半期レビューや期末監査などがあるので昔よりも季節労働制は相対的に薄くなっていますが、それでも他の業界に比べるとメリハリは相当あります。

自分が監査を担当しているクライアントの期末決算の時期とずらして休みを計画すれば大体はしっかりとリフレッシュできるケースが多いです。

とはいえ、クライアントありきの仕事なので頼んだ資料が出てきそうな日や調書登録の最終日近くで有給を取得するのはあまり現実的ではないです。

アサインされていない時などを狙って、前もって取得申請を出すというのが一番トラブルは起きにくいですね。

会計士やUSCPAとしての資格取得や維持費用は当然会社持ち

会計士資格を維持するための費用や登録する際のコストなども会社が出してくれますが、これはまあ「当たり前」というレベルなので特にありがたいという意識がなかったりします。

USCPAならちゃんとライセンスを取得した際にかかった費用は法人が出してくれますし、ライセンス取得後に必要なCPEの単位取得の補助というのもあるので、USCPA向けにもちゃんと最低限の補助はあります。

なので、多くの人はワシントン州でライセンス取得をすることになると思うので、1年実務経験を積んだ後は自分で申請して会社にかかった費用を経費として申請することになります。

後は、福利厚生とはちょっと違いますが勤務時間などのワークライフバランス等については、「クライアントによりけり」というお決まりのパターンになってしまいます。

ただ、よく「繁忙期になると毎日終電」という話を入所前は聞いていましたが、いざ働いてみると終電帰りになったことはほとんどありません(終電間際は時々あります)。

といっても、繁忙期はさすがに23時くらいまでは仕事していましたが。

私は経験していないですが古き良き時代では12時に出社して17時に帰ることもあったという話を聞いたことがありましたが。

繁忙期でもちゃんと寝れるか?ワークライフバランスの確保

なので、自分は通勤時間が大体1時間くらいなので、一番忙しい時でも23時に退社をして24時に家について、1時までに風呂や軽い夜食をすませてから寝るという感じになっていたので、少なくとも7時間ぐらいの睡眠時間は確保できていたと思います。

国際部か金融部を始めとして、忙しいジョブにつくとそういうところのほとんどの月が繁忙期とも言えるので、退社時間が常に21時~23時というような感じで、定時近くで帰るということはほとんどありません。

まあ、もちろんそこは自分に割り振られた業務を締切までに終わらせればいいので、平日に用事がある場合は自分の業務の進捗状況を考えて定時で上がることもあります。

長時間勤務が常態化しているのが上記2つの部門ですが、それでも自分の工夫次第でメリハリはつけられるので自分の業務の進捗が順調だけれども他の人が遅くまで残っているから帰りづらいという雰囲気ではないですね。

まあ、何度も言いますが「担当クライアントとインチャージのさじ加減次第」でもありますが。

そんなわけで、福利厚生面の充実を期待している方にとってはなんともテンションの下がりそうな話ではありますが、自分は「福利厚生とかつけるぐらいならその分を給料に上乗せしてよ~!」と思っていたので待遇に特に不満はなかったです。

なので、監査法人の待遇に関しては比較的高い年収と残業代に絞って期待しておきましょう。

【スポンサードリンク】