かなりマイナーな資格ですが、公認内部監査人というまさに内部監査部門で働いている人もしくは内部監査の仕事をしたい人向けの資格があります。

公認会計士にプラスアルファな感じで取得するという位置づけではありますが、やはりマイナーな分特定の部門では評価してもらえます。

今回は、この公認内部監査人の資格について、転職での評価なども含めて全般的に言及していきたいと思います。

公認会計士よりも取り組みやすい資格

この公認内部監査人というのは国際的には「Certified Internal Auditor」と表記されCIAとも略されたりもします(あのアメリカのCIAみたいでカッコいいですよね(笑))。

実際、試験は日本のテストセンターでいつでも科目を選んで日本語で受けることができますが世界190か国以上で実施されて認められている国際資格なのでグローバルな視点で考えるとかなり重宝する資格となっています。

試験の難易度的には、日本の会計士試験よりは遥かに取り組みやすくUSCPAよりも若干楽といった感じでしょうか。

それでも半年以上の学習はする必要があるケースが多いので「ちょちょっと1~2か月勉強して・・・」というのはさすがに無理です。

ただ、この試験はパート3に分かれているのですが科目合格制になっており問題の形式もすべて選択式になっているのでひたすら過去問などの演習をすれば合格がその分近づきやすい資格でしょう。

会計士資格と一緒に取得するとグーンと市場評価はうなぎのぼり!

日本の会計士試験やアメリカの会計士試験(USCPA)に比べると取り組みやすくなっているので、現役の会計士で会計監査に従事する人などがプラスアルファという形で自分の強みを見出すために取得する人も結構多いです。

それに、この試験は財務会計や管理会計の問題なども出題されるので会計士試験に合格している人にとってはその部分はほぼ楽勝かと思います。

一昔前は、公認会計士の資格を持っているというだけで「うちわを仰いでぼろもうけな商売だぜ~」的な感じもできていたのですが今は監査法人などに勤めている人も含めて会計士資格プラスアルファな強みが求められる時代にもなっています。

そのため、金融方面に強くなるために証券アナリストを取得したり、国際的な業務に強みを持たせるためにTOEICなどの自己研鑽に励んでいる会計士の人たちも大勢います。

その中で、会計監査を知っている内部監査人として転職を狙っているのならやはりこの公認内部監査人の資格を取得することで「多方面の監査」という意味で転職市場で経営にかかわる業務だったり内部監査の仕事としてオファーが来たりすることもあるでしょう。

単独でも、内部監査の仕事に転身する上でプラスにはなる

もちろん、会計士資格と一緒じゃなくこの資格単独でも難易度はそれなりにあるので内部監査関連の仕事につきたい学生や社会人の方はこのCIAの試験に合格しておいた方が良いのは言うまでもありません。

ただ、日本語での試験ではあるのですがボリュームもそれなりにあるのでスクールでの学習というのも視野に入れておいた方がいいでしょう。

「公認内部監査人、略してCIA」

「私、CIAです」なんてちょっと言ってみたくないですか?(笑)

試験の内容がUSCPAと同じように結構幅が広いので、会計やファイナンス、ITや経営に関する問題が出題されます。

なので、ピンポイントで内部監査の仕事を狙っているわけではない人でも国際的な資格をとりたい場合はこの試験を狙ってみるのもいいでしょう。

会計監査と内部監査は違う

ちなみに、同じ監査でも会計監査と内部監査というのはどれだけ違うのでしょうか?

自分は会計監査の仕事しかしたことがなく、内部監査の実務経験はないのですが他の人の話を聞いているとかなり違うようです。

一言に「監査」といっても、「業務」に関わる監査なのか「数字」に関わる監査なのかといったところで大きく違うわけですね。

当然、会計監査は「数字」に大きく関わる監査なので、内部監査の方は会社内での不正のチェックなどはもちろんのことなのですが「より業務を効率化するために経営者的な観点から監査を実施する」のです!

ようするに、会計監査に比べて業務監査というのは業務の流れやフローについて日々検証を重ねていき時には全社的な観点から業務フローなどの変更について経営陣に具申するという大事な役割を持つこともあります。

実際、内部監査部門を経験してから経営陣の仲間入りをするサラリーマンの人たちも結構いますからね~。

もちろん会計士も内部統制の監査をするので、ある程度は業務フローに関しての知識はあります。

ただ、CIAに比べるとやはり薄い知識なので内部監査人として高い給料と将来的なキャリアプランを見据えるならこの資格を取得しておくと転職市場で「特定の部門」を積極的に紹介してくれるようになるでしょう。

内部監査をするというのは、経営にかなり入り込むと思っていただいても構わんよ~。

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