「TACのUSCPA講座はどうなんだろ?」
「アビタスとTACってどっちがいいかな?」
TACは大手で安心感のある予備校ですが、USCPA講座のクオリティに関して気になる人も多いですよね。
今回はTACのUSCPA講座の評判やメリット・デメリットを解説しながら、アビタスとの比較もしていきます。
TACのUSCPA講座の概要
TACのUSCPA講座の概要は以下の通りとなっています。
・多種多様なコースが受講可能
・テキストと問題集は有名なBeckerとコラボした教材
・Beckerオンライン演習ソフトで最新かつ大量の問題演習が可能
・受講期間は2年間(5年間の継続再受講制度あり)
・ブラッドリー大学と提携した単位取得システム(別料金)
公認会計士試験など様々な資格試験で実績のある大手予備校のTACですが、USCPA講座ではあの有名なBeckerと提携しており安心感はあります。
そのため、問題演習はTACの問題集だけでなくBeckerオンライン演習ソフトも利用できるので大量の問題演習が可能です。
TACのUSCPA講座のテキスト
TACのテキストと問題集は日本語と英語の併記となっています。
基本的な説明は日本語ベースですが、重要な用語は英語で記載される形です。
各論点を詳細に説明しているので、ボリュームはかなり多く辞書代わりにも使えるようになっています。
そのため、テキストを1から10まですべて理解して覚えるような使い方ではなく自分の気になる箇所を重点的に確認するような使い方が良いでしょう。
TACのUSCPA講座の費用
TACのUSCPA講座の費用はコースによって異なります。
主なコースの料金は以下の通りです。
・総合本科生:515,000円
・総合本科生Plus:545,000円
・科目別本科生:コア科目200,000円、選択科目150,000円(1科目)
・Beckerオンライン演習ソフトのみ:1科目58,000円
USCPAに初挑戦であれば、通常は総合本科生コースを申し込むことになります。
USCPA学習経験者など、会計知識に自信がある上級者は科目別本科生やBeckerオンライン演習ソフトのみを利用するケースも多いです。
TACのUSCPA講座の割引
TACのUSCPA講座には以下のような割引制度があります。
・公認会計士試験合格者:15%割引
・税理士試験5科目合格者:15%割引
・他校・学習経験者:25%割引
また、TACは教育訓練給付制度が使えますので対象となる人は受講料の20%(約9万円)が支給されるので費用負担が相当軽くなります。
TACのUSCPA講座の口コミと評判
TACのUSCPA講座の口コミと評判を見ていきましょう。
<blockquote class=”twitter-tweet”><p lang=”ja” dir=”ltr”><a href=”https://twitter.com/hashtag/%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%B8%AD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw”>#勉強中</a> <a href=”https://twitter.com/hashtag/%E5%8B%89%E5%BC%B7%E9%96%8B%E5%A7%8B?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw”>#勉強開始</a> <a href=”https://twitter.com/hashtag/uscpa?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw”>#uscpa</a> <a href=”https://twitter.com/hashtag/%E5%8B%89%E5%BC%B7%E5%9E%A2?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw”>#勉強垢</a> <a href=”https://twitter.com/hashtag/REG?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw”>#REG</a> <br><br>TACテキストと問題集届いた。TCPも網羅してるのかな、これ。<br>分厚くてなかなか気合いが入る。<br><br>確かに濃淡はっきりしていてテスト対策には良さそう。<br><br>まずはアビテキで範囲進めて、MCと問題集を両方で進めてTACと単語カードで暗記していく方向で進める。</p>— NARU@USCPA受験生/PE, VC界隈の人 (@Naruru2410) <a href=”https://twitter.com/Naruru2410/status/1761165985011388660?ref_src=twsrc%5Etfw”>February 23, 2024</a></blockquote> <script async src=”https://platform.twitter.com/widgets.js” charset=”utf-8″></script>
TACのテキストは分厚いため、アビタスのテキストを優先的に利用するようですね。
<blockquote class=”twitter-tweet”><p lang=”ja” dir=”ltr”>Tacの先生が優しい☺️ 田舎で通信をやっているので、実際の講師の方がマンツーマンで丁寧に資料を見ながら電話で教えてくださるのは有難過ぎる😇<br><br>uscpaの試験は色々と手続きや規制が複雑なので、そういった面で親切かつ丁寧に寄り添ってくれる予備校は安心だ👍<a href=”https://twitter.com/hashtag/uscpa?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw”>#uscpa</a></p>— uscpaを目指す (@HodoYulu77063) <a href=”https://twitter.com/HodoYulu77063/status/1687693103766102016?ref_src=twsrc%5Etfw”>August 5, 2023</a></blockquote> <script async src=”https://platform.twitter.com/widgets.js” charset=”utf-8″></script>
マンツーマンで色々と教えてくれる講師がいるのは安心感がありますね。
<blockquote class=”twitter-tweet”><p lang=”ja” dir=”ltr”>私はTACでUSCPAに臨みましたが、TACもなかなか捨てたものじゃないです。特に、Beckerと連携している点で、かなりの問題数はこなせました。</p>— Kokko_san@USCPA (@kokkosan_en) <a href=”https://twitter.com/kokkosan_en/status/1767918285587189779?ref_src=twsrc%5Etfw”>March 13, 2024</a></blockquote> <script async src=”https://platform.twitter.com/widgets.js” charset=”utf-8″></script>
アメリカ最大手の予備校Beckerの問題演習ソフトが利用できるのが強み。
<blockquote class=”twitter-tweet”><p lang=”ja” dir=”ltr”>USCPAの予備校検討してる友人から相談を受けたんだけど、その時に言ったのは「TACは追加単位取得が他の予備校に比べてめちゃくちゃめんどくさい(試験難易度が高め)から、追加単位が多いならあんまりおすすめはしない」ということ。ブラッドリー大学の追加単位試験だけで数ヶ月使ったし。</p>— べーやん (@bayyoungstudy1) <a href=”https://twitter.com/bayyoungstudy1/status/1686210164180008960?ref_src=twsrc%5Etfw”>August 1, 2023</a></blockquote> <script async src=”https://platform.twitter.com/widgets.js” charset=”utf-8″></script>
TACはやはり単位取得が相当面倒なようですね・・。
<blockquote class=”twitter-tweet”><p lang=”ja” dir=”ltr”>もはやアビタス+TACのREG直対は王道になっていますよね😂</p>— 千早_USCPA_CIA (@chihaya_uscpa) <a href=”https://twitter.com/chihaya_uscpa/status/1680830232092368896?ref_src=twsrc%5Etfw”>July 17, 2023</a></blockquote> <script async src=”https://platform.twitter.com/widgets.js” charset=”utf-8″></script>
TACのREG直前対策は優秀らしいですね。
<blockquote class=”twitter-tweet”><p lang=”ja” dir=”ltr”>TACは量多いんですね。全体の量もそうですし、ある程度やる気を出せば全体を通して自分でこなせるような仕組みがあると受講側としては心強いですよね〜🙌</p>— あんこ (@anco_uscpa) <a href=”https://twitter.com/anco_uscpa/status/1666223467480449029?ref_src=twsrc%5Etfw”>June 6, 2023</a></blockquote> <script async src=”https://platform.twitter.com/widgets.js” charset=”utf-8″></script>
TACは教材の分量の多さがネックになっている人もいるようです。
<blockquote class=”twitter-tweet”><p lang=”ja” dir=”ltr”>僕もアビタスで良かったです!<br>大学生の頃、TACに通っていまして、量が多くて消化不良気味になってしまいました😥</p>— ゆめのたびじ (@yumenotabiji) <a href=”https://twitter.com/yumenotabiji/status/1665712619762880512?ref_src=twsrc%5Etfw”>June 5, 2023</a></blockquote> <script async src=”https://platform.twitter.com/widgets.js” charset=”utf-8″></script>
アビタスの方が初心者向け、TACの方が上級者向けと言ったところでしょうか。
やはりTACは教材のボリュームが多いという声が目立ちます。
ただ、Beckerの演習ソフトが使えるので大量の問題演習ができるという安心感はありますね。
単位取得はアビタスに比べるとかなり手間がかかるようです。
TACのUSCPA講座は「挫折しやすいけど乗り越えると高得点が狙える」という感じでしょう。
TACのUSCPA講座のメリット
TACのUSCPA講座のメリットを挙げていきましょう。
コースの選択肢が多い
TACのUSCPA講座はコースが豊富なため、自分のレベルに合わせた講座の選択が可能です。
特定の科目だけを受講することもできますし、問題演習ソフトだけを利用することもできます。
自信がある人や学習上級者なら、特定の科目だけを受講したり問題演習ソフトだけで合格を目指すこともできます。
ちなみに、私は2度目のUSCPAチャレンジではTACのBeckerオンライン演習ソフトのみのコースで悲願の合格を果たしました。
大手予備校の安心感
TACは講座の種類も豊富で資格予備校としては1~2を争う大手という安心感があります。
大手だからこそ、USCPA講座のコースも豊富で柔軟性が高いと言えます。
ネームバリューだけで選ぶべきではないですが、資格予備校として実績があるためUSCPA講座もハズレではないでしょう。
実績のあるBecker教材を使用
TACのUSCPA講座の最大級の強みとしては、やはりアメリカのUSCPA予備校で一番実績のあるBecker社とコラボしている点です。
テキストと問題集はTACオリジナルですが、Beckerともコラボしており広く範囲を網羅しています。
また、本科生はBeckerのオンライン演習ソフトも利用できるので「問題集+演習ソフト」で量をこなす演習ができるのがありがたいところです。
私も経験しましたが、Beckerは本試験でかなり的中率の高い教材なのでオンライン演習ソフトの存在だけでも大きなメリットとなります。
TACのUSCPA講座のデメリット
逆に、TACのUSCPA講座のデメリットを挙げていきます。
受講料に単位取得費用が含まれてない
TACの場合は受講料に単位取得費用が含まれていません。
1科目につき単位取得料は21,000円となっています。
そのため、不足単位が多い人は実質の予備校利用料が跳ね上がってしまうので注意が必要です。
単位取得の必要がほとんどない人なら他校より安く利用できるケースが多いですが、逆もしかりです。
TACの受講料を他校と比べる際は、自身の必要単位と併せて計算すると良いでしょう。
単位認定試験が比較的難しい
単位取得が多い人にとっては、TACは結構ハードルが高いです。
というのも、TACの単位認定試験は難易度が結構高めだからです。
しかも、USCPA本試験の学習と単位認定試験の内容があまりリンクしていない事もあるそうで。
TACではブラッドリー大学の単位を取得できるそうですが、単位取得に関してはアビタスの方がかなりラクチンという声が多いです。
USCPA合格のために単位認定試験に手間と時間がかかってしまうのは相当痛いところですね。
初学者にはハードルが高いかも
TACはテキストや問題演習の分量が多いので、細かいところまで詳細にカバーできる反面挫折しやすいと言えます。
会計知識や英語力に自信がある人にとっては良いかもしれないですが、初心者の人にとってはボリュームが多すぎて負担に感じてしまうようです。
というのも、TACはUSCPA試験に対する方針として「85点取る事を目標にしている」となっています。
そういう前提でテキストや問題集などが用意されているので、より完璧を求める一方で学習初心者にはハードルが高いと言えるでしょう。
他校のUSCPA講座と比較/7-2
TACのUSCPA講座は他校と比べてどうなのでしょうか。
特に、TACとアビタスで迷う人が多いようなので比較してみましょう。
TAC vs アビタス/7-1
TACとアビタスのUSCPA講座を比較すると以下のようになります。
TAC
受講生の合格率:約50%
サポート期間:2年
受講料:515,000円(本科生:単位取得は別料金)
教材:オリジナルテキスト&問題集+Beckerオンライン演習ソフト(教材の分量が多め)
講義:総まとめ講義に定評あり
単位取得難易度:高い
アビタス
受講生の合格率:約70%
サポート期間:5年
受講料:616,300円
教材:実績を活かした質の高いオリジナル教材(デジタルテキスト&問題集)
講義:厳選された講師のみで全員USCPAホルダー
単位取得難易度:低い
USCPA合格者の3人に2人がアビタス受講生と言われているように、合格率はアビタス受講生が上回っています。
単位取得の難易度も低くサポート期間も長いため、アビタスの方が初心者に優しい予備校と言えます。
TACは教材のボリュームが多いですが、その分沢山の問題演習が可能なので上級者にとっては確実に合格を狙える予備校と言えるでしょう。
トータルではアビタスをおすすめしていますが、それぞれ一長一短があるので無料セミナーや資料などでじっくりと検討することをおすすめいたします。
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