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USCPA学習の洋書はどれがおすすめ?【Wiley Test Bank以外】

「USCPAの学習にWileyやBeckerなどの教材を使うのはどうだろ?」

「英語のテキストと問題集だけで合格できるかな?」

予備校オリジナルの教材だけでなく、洋書などアメリカの有名教材の利用を検討している人もいますよね。

今回は、GleimやBeckerを利用した合格した私が洋書の活用法と各社の有名教材の解説をしていきます。

目次

Wiley等の洋書購入がアリな人/8-1

まず、アメリカの洋書など有名教材を使って学習をするのは以下のケースが想定されます。

・独学で合格を目指している

・予備校の教材や問題集だけでは不安

・英語が得意で原文のまま理解や演習をしたい

こういうケースでは、英語のテキストと問題演習ソフトを利用するのはアリだと思います。

特に、予備校の問題集だけでなく他の教材でさらなる演習量を確保したいということで補助的に利用する人もいると思います。

その場合、どこの教材がおすすめなのでしょうか。

USCPA学習用の洋書・教材

USCPAの有名教材は主に4社ありますが、どれもアメリカのUSCPA受験生は普通に利用していますので基本的にどれも信頼のおける教材となっています。

それでも、各教材には色々と特徴や日本での購入事情などがありますので紹介していきます。

Wiley(ワイリー)7-24

Wileyの演習問題ソフトである「Wiley Test Bank」は他社のものに比べて問題数が多く安いので、今まではおすすめの一つでした。

しかし、UWorld社に吸収合併されてしまった影響でTest Bankだけを購入する事ができなくなりました。

そのため、現在は講義などが色々と含まれているコースでの購入しかできないため価格が高すぎておすすめしていません。

Roger(ロジャー)

Rogerは4社の中ではあまりぱっとしない印象です。

特筆すべき教材というわけではなく、しかもコースでしか購入できないので価格面から全くおすすめできません。

Gleim(グレイム)

Gleimの問題演習ソフト(CPA Mega Test Bank)は個人的にはかなりおすすめです。

まず価格が1科目250ドルとなっており、GleimのHPから演習ソフト単独で直接購入できるため、他社よりも安い点が魅力的です。

さらに内容として、

・500問以上のTBS問題演習(全科目トータル)

・1科目約2000問以上のMC問題演習

・電子テキストも込み

・18か月利用可能

MC問題やTBS問題の演習量が充実しており、電子テキストにもアクセス可能となっていますのでコスパはかなり良い方です。

私も1度目のUSCPA挑戦時はGleimの問題演習ソフトで学習をしていましたが、使いやすく気に入っていました。

独学の人もがっつり学習できますし、予備校利用中の人がサブとして利用するのにも向いていると言えるでしょう。

Gleimはアメリカでは他社教材に比べると印象がそこまで強くない感じですが、日本人には購入しやすい教材かと思います。

Becker(ベッカー)

Beckerはアメリカでは「CPAならベッカー!」と言われているぐらい受験生の間では一番有名で個人的にもおすすめです。

私は2度目の挑戦時に4科目すべてBeckerで合格しましたし、アメリカに留学していた時の現地の友人もBeckerを利用していたと言っていました。

それだけ信頼度が高い教材ということです。

なぜなら、BeckerはAICPA(米国公認会計士協会)と密にコミュニケーションをとっており試験の変更点や最新の出題内容に関してのキャッチアップに強みがあるのです。

Beckerオンライン演習ソフトは直接Beckerの公式HPから購入できますが、TACと提携しているのでTACのウェブサイト経由で購入した方が安いです。

・Becker公式サイト:849ドル

・TAC公式サイト:58,000円(入会金10,000円)

内容的にも、

・TBS問題を4科目合計で400問以上演習

・MC問題は過去問をベースにした良問が4科目合計で6,600問以上収録

となっており合格に十分な問題演習が可能となっています。

ちなみに、私がAUDに合格した時はBeckerの演習ソフトでやったTBS問題がそっくりそのまま本試験でも出題されて大問1つ大儲けした事がありました。

「Becker社はAICPAと癒着しているんじゃないか(笑)」と思ってしまうほど、個人的には問題の質の高さや的中率ならBeckerかなという感じです。

BeckerかGleimの2択

以上の解説から、最終的には洋書問題集はBeckerかGleimの2択になります。

どちらが良いかは自分が何を重視するかですね。

安さを重視したい⇒Gleim

評判や質の高さを重視したい⇒Becker

ざっくり言うとこんな感じです。

一旦問題演習ソフトを購入したら、まずはMC問題を何周か回していってある程度解けるようになったらTBS問題に取り掛かるのがおすすめです。

GleimもBeckerもどちらも自分が受験時代に使って良かった事を実感できた教材なので、インプットよりも問題演習ソフトでのアウトプット重視で学習を進めていきましょう!

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