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USCPA合格実績のトランスファーとは?ワシントン州が大人気!

「USCPAの合格実績って他州に移せる?」

「合格実績のトランスファーってどうやるの?」

今回は、他州への合格実績のトランスファーについて解説していきます。

目次

USCPA合格実績のトランスファーとは?/3-0

USCPAの合格実績のトランスファーとは、合格した州とライセンスを取得したい州が異なる場合に合格実績をライセンス取得希望の州に移せる制度です。

多くの日本人の場合、受験資格を得る州とライセンス取得したい州が別になるケースが多いためこのトランスファーをする機会も多いので手続きが必要となります。

ニューヨーク州でUSCPAの受験資格をとったけど、ワシントン州でライセンス取得したい場合などはよくあるパターンですね。

この合格実績のトランスファー手続きをすることによって、希望の州でライセンスを取得することが可能となります。

後付けトランスファーできる州は限られている

合格実績を他州へトランスファーする際に注意したいのは、ライセンスを取得したい州が「後付けトランスファー」を認めているかどうかです。

後付けトランスファーとは、他州で受験資格を満たした後に取得した単位をライセンス取得州の要件として満たすことができる制度です。

例えば、ニューヨーク州の受験資格を得るために必要な単位(総単位120)よりもワシントン州のライセンス取得に必要な単位(総単位150)の方が多いです。

この場合、USCPA試験合格後にワシントン州にトランスファーしてライセンスを取得したいなら追加で30単位を取得しなくてはなりません。

このように、受験資格を得る段階ではワシントン州のライセンス取得要件を満たしていないけど試験合格後に追加で単位取得をすればトランスファーが認められるのが後付けトランスファーです。

この後付けトランスファーができるかどうかは州によりますが、ワシントン州は認めていますので多くの人がワシントン州にトランスファーをしてライセンスを取得するケースが多いです。

USCPAのトランスファーならほぼワシントン州一択/3-12,3-13

USCPAの合格実績を他州にトランスファーする場合、トランスファー先はほぼワシントン州一択になります。

理由は、ワシントン州なら後付けトランスファーが認められているからです。

日本人がUSCPAライセンスを取得する州はワシントンかグアムが多いですが、グアム州は他州からの後付けトランスファーを認めていません。

そのため、グアム州でライセンスを取得する人の多くはもともとグアム州で受験資格を得た人となります。

ワシントン州なら後付けトランスファーができるためグアムやニューヨーク、アラスカ州などからトランスファーをしてライセンスを取得することが容易なのです。

トランスファー手続きのタイミング

仮に他州からワシントン州へ合格実績をトランスファーしてライセンスを取得する場合、学歴審査をしたり不足単位の取得をする必要があります。

また、AICPAの倫理試験に合格したりワシントン州の倫理ビデオの視聴などもすることになります。

基本的にはこれらの手続きが終わってからトランスファーをするのが望ましいですが、先にトランスファー手続きをやってしまっても構いません。

要は、手続きの順番はあまり関係ないということですね。

トランスファー手続きが終わってから追加単位を取得してもOKですし、倫理試験も後から合格しても問題なしです。

トランスファー手続きのやり方

トランスファー手続き自体はそれほど難しいものではなく、オンラインで完結できるものになります。

手順としては以下のようになります。

①NASBAのオンラインストアにアクセス

まずはNASBA Storeのサイト(https://nasbastore.org/)を開きます。

次にサイト左側に表示されている「NASBA Candidate Score Transfer」という項目をクリックします。

②必須項目の入力をして支払いをする

名前や生年月日の入力、トランスファー元とトランスファー先の州の選択、4科目それぞれの合格日付を入力します。

必要事項を入力して次に進むと、決済になります。

その際、発送方法を選択する事になりますがFree Shippingを選択するのを忘れないようにしましょう。

③トランスファー完了メールが届く

申請及び支払いが完了すれば後は待つだけです。

2週間ほどでトランスファーの処理がされますので、完了するとメールが届きます。

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