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USCPA試験全体に使える効率的な勉強法を解説

「USCPAに合格するための勉強方法が知りたい」

「なるべく効率的に合格したい」

今回は、USCPA試験に合格し監査法人で働いた経験のある私が試験全体に共通する学習法を解説していきます。

目次

まずはテキスト全体を1回眺める/7-1,7-17

USCPAは問題演習を中心に進めていく方が合格により近づきやすい。

とはいえ、いきなり問題演習を始めるよりまずはテキスト全体を眺めるように一度ざっくりとインプットするのが良い。

1回のインプットではほとんど忘れてしまうだろうが、「こういう論点があるんだな」ぐらいで把握できればその後の問題演習がしやすくなる。

決してテキストを精読する必要はなく、1ページにあまり時間をかけないようにしよう。

問題演習は最低5回以上やる

テキストをざっと眺めるようにインプットしたら、早速問題演習をどんどんやっていこう!

USCPA試験はMC問題とTBS問題があるが、TBS問題は一旦何も気にせずで大丈夫です。

最初はMC問題をひたすらやっていきましょう。

ほとんどの人は基本1科目ずつの受験になるかと思いますが、MC問題は最低でも5回(5周)以上やるようにしましょう。

ここは個人差がありますが、1周目~5周目までの問題を解く時の体感は以下のような感じです。

1周目:さっぱり分からず、すぐに解答を見る

2周目:少しだけ見覚えがあり、解答できる問題が少しだけあった

3周目:半分くらいの問題は惜しいところまで解法が思い浮かぶようになる

4週目:ギリギリ解ける問題が半分以上に増えてくる

5周目:自信を持って解答できる問題がほとんどになる

こんな感じで、5周以上すればMC問題に関しては合格ラインに入る感覚です。

一度正解した問題は次回から飛ばす

MC問題を何周か回すときは、1度正解した問題は次回の演習対象から外しましょう。

そうすれば、2周目・3周目になるにつれてやるべき問題が減っていき演習を終えるのがどんどん早くなります。

5周目以降になれば残っている問題はほぼなくなってすぐに終えることができるようになります。

ただ、次回の演習対象から外すのはあくまでも根拠と自信を持って解答できた問題だけです。

自信がなかったり、運よく正解したものは「解答できた」部類に入らないので次の周でも解くべき問題として残しておきましょう。

何周も回したらまた全問解く

MC問題を何周もしていくと、解くべき問題がいずれほとんどなくなるでしょう。

そうなったら、総仕上げの意味で一度解いて演習対象から外した問題も含めてまた1から問題を解いて同じことをしていきましょう。

理想的には、総仕上げのMC問題全問やり込みは試験の直前に終えるぐらいのタイミングが望ましいです。

分からなければすぐに解答を見る

MC問題でもTBS問題でも、演習をしていて分からないさっぱり分からない問題にぶつかることはありますよね。

そういう時は、すぐに解答・解説を見てインプットしてしまいましょう。

解き方を思い出せそうな微妙なラインならちょっと考えるのはアリですが、全く見当もつかない問題はずっと考えても何も出てこないものです。

それよりも、解説を見て解法を理解して暗記してすぐに次の問題に行く方が効率的です。

1つの問題に固執しすぎない

問題演習をしていく過程で、何度やっても分からないし解答や解説を見ても腑に落ちない問題がたまにあります。

そういう場合は、最悪そのままでも構いません。

もちろん、そんな問題が自分の中で大半だったらもっと理解と演習を重ねていく必要がありますが数パーセントぐらいの割合だったら曖昧なままでも良いかと思います。

USCPAは75点をとればいいのですから。

そういう問題に固執しすぎて時間を無駄にするのが一番まずいですからね。

何度も間違える箇所はテキストで重点熟読

何度も間違えたり、何周かしても解答や解説が覚えられないような問題は一旦テキストで該当箇所を重点的にインプットするのはありです。

その問題を何度も間違えるということは、その周辺の論点も怪しい可能性も高いのでテキストで周辺知識をインプットしてみるのもいいかもしれません。

テキストでも「?」ということなら講義動画を視聴するのもいいでしょう。

ただ、それを見ても腑に落ちないのであればやはりとりあえず諦めて飛ばしましょう。

TBSは暗記するほどやり込む/6-28

MC問題を何周かして大半の問題に自信を持って解答できるようになったら、TBS問題にも取り掛かりましょう。

個人的には、MC問題の80%以上を解けるようになったぐらいが良いタイミングかと。

最低でも70%以上は欲しいところですね。

その段階であれば、TBS問題をこなしていってレベルアップできるでしょう。

で、そのTBS問題ですがこれもMC問題と同じようにとにかくやり込みましょう。

科目にもよりますが、TBS問題は過去に出た問題と似たような形式で出題されることもあるので暗記するほどやり込んでください!

ちなみに、私がAUDを受験した際にTBS問題の大問1問分が完全に事前に演習していた問題と全く同じということがありました。

答えも覚えていたので、瞬殺できてめちゃくちゃラッキーだったのを一生忘れません。

リリース問題・サンプルテストをやり込む/6-32,6-43

問題演習は予備校の問題集や演習ソフトなどがありますが、それだけでなく必ずリリース問題などの過去問もやってください。

リリース問題をやる際は、2024年以降のものが新試験に対応しているのでまずは2024年以降のリリース問題を最低限こなしましょう。

2023年以前のものに関しては、TBS問題を重視してリリース問題の演習をしましょう。

また、サンプルテストも分量が少ないですが本番環境に慣れるために少なくとも試験直前にやり込みましょう。

テキストは網羅的に読み込まない

USCPAの試験範囲は膨大になるため、テキストの1ページ目から最後のページまで丁寧に読むことは非効率です。

テキストはあくまでも問題演習の補助・辞書的な役割として使うのがベストです。

自分にとって自信がない論点や気になった箇所など、ページの順番は気にせずつまみ食い感覚で読んでインプットしていきましょう。

完璧主義の人は、1ページ目から最後まで真面目にやりすぎです(私も最初はそうでした・・)。

SNSなどに勉強の進捗を記録する

これは結構やっている人も多いですが、自分のモチベを上げるのに有効な手段です。

インスタやXなどで「今日は100問MC問題を解いた」「管理会計の問題はほぼマスターした」など、おおざっぱでも細かくても良いので記録するのです。

その記録がたまっていけば「自分はこれだけ勉強してるからきっと受かる」と自信をもつこともできます。

もちろんエクセルやワードなどに記録しても良いですが、SNSに記録を上げることによって勉強仲間ができたり同じようにUSCPA学習中の人と繋がれたりして孤独感をなくすこともできます。

忘却曲線を活用して記憶効率を高める

もし可能なら1日の学習記録をより詳細にまとめて、「エビングハウスの忘却曲線」の実践に利用することをおすすめします。

これはドイツの心理学者エビングハウスが公表した記憶の定着率に関する理論なのですが、「人間は覚えたことを早く復習すればするほど忘れにくくなる」というものです。

1度覚えたことでも1日経つだけで80%は忘れてしまうものです。

細かい理論は省きますが、何かを覚えたり暗記したりする場合は忘れかけくらいのタイミングで復習すると記憶の定着がしやすくなります。

USCPAのMC問題に例えると、初見で演習をした問題の解説などで理解したことは次の日にはほとんど忘れてしまいます。

しかし、1日経った段階でまた復習すれば20%は覚えているのですぐに思い出せますし記憶の定着が初回よりも良くなります。

さらに理想なのは1週間後に3回目の演習をすることです。

つまり、

1回目の演習⇒2回目の演習(次の日)⇒3回目の演習(1週間後)

こんな感じにするのが理想的と言われていますので、個人の学習リズムによって同じ問題の復習タイミングを工夫してみてください。

学習記録をある程度ちゃんと残していれば、完全に忘れてしまうのを防ぎながら効率的に復習をすることが可能となります。

USCPAの勉強にまとめノートは必要?

USCPAの学習においては、まとめノートを作った方が便利な場面というのはあります。

これは人それぞれ勉強の仕方が違うので好みにはなりますが、REGは特にまとめノートを作った方が良いでしょう。

自分はUSCPAの学習においてまとめノートなどで一旦整理するような事は全くやってこなかったですが、REGだけは「作っておいたらよかったな~」と合格してから思ったことはあります。

AUDでも監査やレビューなどでやることの違いを整理するためにまとめを作るのも有効かと思います。

スキマ時間を有効活用する/2-23

1日の学習を増やして効率的に合格するには、スキマ時間の有効活用が必須とも言えます。

今は学習できる媒体が本だけでなくスマホなどもあるので、ちょっとした待ち時間とか空いた時間などでMC問題を解いたりテキストや講義でインプットすることも可能です。

アビタスなどのUSCPA予備校ではスマホで問題演習ができるアプリを搭載していたりするので、5分くらい時間が空いたら十分に学習ができます。

仕事が忙しい人はその分、スキマ時間を有効活用することによって合格が現実的になるでしょう。

通勤中は気軽にできる勉強をする

スキマ時間を有効活用すると言えば、通勤時間などが代表的ですよね。

会社の残業が多くて通勤時間も長い人ほど、通勤中に学習をすることが重要になってきます。

ただ、通勤中は座れないことも多いですし立ちながらだとスマホなどで気軽にできる学習をするのが良いでしょう。

MC問題の演習や講義視聴、テキストでのインプットとかですね。

もちろん、朝は会社にいくのが憂鬱な人も多いですし夜は仕事後でくたくたになってしまっている事もあるので自分にできる通勤中の学習をしましょう。

朝の時間に理解重視の勉強をする

USCPAの学習には朝の通勤前や通勤中の時間を有効に使うことは重要です。

その中でも、通勤前などに学習ができるなら理解重視の勉強をした方が良いでしょう。

単純な暗記よりも、理解する方が一般的には脳を使います。

仕事後で疲れている時よりも、通常は朝の出勤前が一番脳がフレッシュな状態なので理解するための学習をする方が効率的です。

平日はMC問題・休日はTBS問題

学習効率を考えると、平日は仕事で忙しい事が多いため気軽に演習できるMC問題を中心にやるのをおすすめします。

逆に休日はデスクと椅子でがっつりと勉強ができるので、より考え込むTBS問題を解いたり対策をしたりするのが効果的でしょう。

さすがに通勤中にTBS問題をやるのはきついかと思いますので(笑)

効率的な順番で受験する/6-34

USCPAの科目は受験の順番が結構大事になってきます。

理想的な順番は以下のような感じです。

  • FAR
  • BAR or AUD
  • REG

BARやAUDはFARの知識がある事が前提として問題が出題されることもあるので、先にFARに合格しておいた方が良いからです。

もちろん、選択科目にISCやTCPを受験するならこの限りではないですがBARが選択科目では一番人気なので基本&理想としては上記のような順番が好ましいですし効率的です。

各科目ごとの対策をする/6-1,6-4,6-5,6-6,6-25,6-27

各科目にはそれぞれ気を付けるポイントや注意事項があります。

学習の仕方も異なってくる場合があるので、科目毎の対策をすることもおすすめします。

ただ、ここまでお伝えしてきたようにどの科目も学習時間を効率的に捻出して地道に勉強をすれば科目毎の対策は2の次だったりします。

なので、余裕があれば科目毎に対策をしてみるといいかもしれません。

以下は古い記事↓↓

USCPAは問題演習をメインに勉強する方法が断トツ効果的

USCPAの合格を目指して勉強を始めようと思ってる人は、まず最初に「独学」か「スクールに通う」かを決めることになると思います。

独学では無理そうと自分でそう感じたんなら、素直にスクールを利用した方がいいと思います。

スクールなら、USCPAに一番力を入れているのがアビタスです。

アビタスは独自のUSCPA教材を自社で開発して使用しており、日本語で合格レベルまでいけることで有名です。

逆に自分のように「独学で行こう!」と決めた人。

そういう人たちが勉強を始めるにあたって一番考えるのは、「どこの教材を使えばいいのか?」だと思います。

この場合、選択肢は4つに絞られると思います。

Wiley、Bisk、Gleim、そしてBeckerです。

このどれかをメインに使ってひたすら合格に向けて勉強をすることになるでしょう。

「4つの中でどこが一番いいの?」

日本人の間ではWileyやBiskを利用する人が多いと聞きましたが、自分は学生時代はGleim、再チャレンジしたときはBeckerを使いました。

なので、個人的なおすすめはGleimかBeckerと言えばそうなんですが。。

ただ、結局どの教材を使っても、やることって一緒だと思うんですよね。

PC上にソフトウェアをインストールして、本番さながらの環境で演習問題をひたすら解いていく。

これはUSCPAに受かるためには絶対やることですよね。

そして、4つの教材のどれもだいたい1科目につき1500~1800問のMultiple ChoiceやSimulationの演習問題が用意されていると思います。

画面のレイアウトや解説の丁寧さなどの差は多少あれど、この演習問題を徹底的にやらなければUSCPA合格なんて話にならないです。

なので、結局どの教材を選んだとしても、自分が使いやすいな~と思えばそれでいいと思います。

なので、スクール派も独学派も、大量の問題演習をこなすことは避けられないので、どこのスクールを選ぼうが、どの教材で勉強しようが、あまり差はないんじゃないでしょうかね。

PC上で大量の演習問題を繰り返し解く。

何周も回して、解答を暗記してしまうまで解く(5週は最低回した方がいい)。

USCPA合格に向けては、この努力をちゃんとできるかどうかで明暗が分かれますので、あまりどこのスクールがいいとか、どの教材にしようかとか、重く悩まなくてもいいと思います。

結局は勉強量、数をこなすことが一番重要なので。

USCPAはテキストのインプットは2~3割で良い

本番と同じような環境で練習問題をひたすら解きまくる。

独学だろうが予備校通いだろうが、USCPA合格のために最も重要な勉強方法がコレ。

テキストを眺めて知識を深めたり、良い講義を受けることよりも、とにかくまとまった数の練習問題を解きまくって解答を暗記するぐらいになること。

これが最優先事項です。

逆に、これをしないで受かる人っているのかと思ってしまうぐらいです。

もちろん、初歩の会計知識(簿記3級くらい)は持っているべきです。

英語の能力も高いにこしたことはありません。

テキストでのインプット量が多いにこしたことはありません。

でも、それはUSCPAに受かるために必要な要素のほんの5%ぐらいにしかすぎません。

残りの95%は、1科目につき1500~1800問の練習問題を本番と同じような環境、つまりPC上で解きまくることに労力をそそいでください。

USCPAは日本の会計士試験とは違って、論文試験なんてものはなく、PC上で試験を受けるというその性格上、過去問の使い回しが本当に多いです。

使い回しとはいかなくとも、練習問題と似たような問題が出ることが多いです。

なので、WileyでもBiskでもGleimでも、Beckerでもなんでもいいので、Multiple ChoiceとSimulationの練習問題をPC上でできるCDを購入してひたすら回してください。

「回す」というのは、例えば1科目で1500問あったら1500問を何周も解いて問題をみたらすぐに解答がわかるくらいになることです。

もちろん、なぜその解答になるのかはちゃんと解説を読み込んでください。

紙ベースの分厚いテキストを活用する場面は学習後半は少ないです。

なぜなら、その練習問題の1問1問の解説自体がテキストのようなものだからです。

だから紙ベースのテキストの中の重要なところは練習問題の解説にほぼ詰まってます。

では、だいたい何周ぐらい練習問題を回したら合格レベルに持っていけるか?

これは、個人的な経験からだいたい「5週」は繰り返してください。

これでだいたい合格ラインに持っていけます。

もちろん、これは1問1問に対しての集中度は人によって違うのでなんとも言えないですが、だいたいどの科目も自分は5週は最低でもやるようにしてました。

もっと余裕を持って合格したいなら7週はやった方がいいですね。

問題演習がサクサク効率的に進むUSCPAの勉強方法

ちなみに、回し方としては、1500問の練習問題があったら、2週目も3週目も毎回1500問をやる必要はないと思います。

それでは効率が悪いですからね。

1週目にちゃんと根拠を持って解答できた問題は、その次の週からは演習対象から除外していくやりかたが一番効率的だと思います。

何度もやっていって、解答の仕方を覚えてくると解ける問題も多くなり、週が増えるにつれて解く必要がある問題がどんどん減っていって精神的にも楽になります。

5週目くらいだと、300問くらいが残ってるだけで結構すぐに終わることが多かったです、自分の場合は。

だんだんと演習対象の問題数が少なくなってくると、自分の合格力がアップしていくのが実感できるようになって気持ちがいいです。

そして、もう一つのポイントとしては、何周もして問題数が少なくなってきて試験日も近づいてきたら、総仕上げとして全部の問題を解きましょう。

一度解答できた問題も、何周もしている間に忘れてしまうこともありますからね。

総仕上げの段階では、ほとんどの問題が解けるようになっていると思います。

これでほぼ試験前の準備は完璧だと思います。

英語力があまりなくても、何周も繰り返してやっていくうちに慣れてきます、マジで。

だいたい問題の出し方とかってパターンが決まってますからね。

だから、繰り返して解いてくうちにUSCPAに受かるための英語力も向上しているってわけです。

もちろん、最初の1週目はほとんど解けないです(笑)

ほとんどすべてが知らないことだらけですので、1800問ぐらいあるとしたら1週目は100問ぐらい解ければいい方です。

USCPAは自分の中では暗記の色合いが強い試験だと思っているので、1週目や2週目は考え込むよりも、わからないと思ったらすぐに解答をみましょう。

ある意味、最初のうちは暗記タイムです。

3週目くらいから、「この問題はみたことあるな~」ってな感じでだんだんと成長していきます。

4週目ぐらいからは解き方も暗記できてくる問題が多くなり、ドラクエのように一気にレベルアップするでしょう(笑)

そして、この練習問題を繰り返して解答も暗記しちゃうくらいになると、試験本番では思わぬ運を呼び寄せてくれます。

それは、本番での問題が練習問題と全く一緒の場合があるということです。

自分の記憶では、多い科目はMultiple Choiceでは1割くらい全く練習問題と同じのがでて瞬殺できた記憶があります(笑)

だから、解答根拠が理解できなくても、練習問題の解答を暗記することはUSCPAにおいては有効でもあります。

さらに、Simulationもちゃんと同じようにやり込みましょう。

AUDでは、自分はSimulationの練習問題と試験本番の問題が全く同じことがあって驚き喜びました(笑)

そのときは、まるでフリーザが惑星ベジータをあっさりと破壊したときのように、自分もそのSimulationを高笑いしながら一瞬で破壊しました(笑)

問題演習をひたすら解きまくるというのは、こういう副次的な効果もあるわけなので、自分は激しくオススメします。

「問題演習を制するものは、USCPAを制す!」

まあ、長々と書いてしまいましたが、言いたいことは最初にも言ったただ一つです。

USCPAに受かる一番効果的な方法は、大量の練習問題を何周も解きまくって解答も暗記できるようにする。

USCPAはわからない問題を捨てても大丈夫な機械的な試験

練習問題の1割くらいは解答みてもよく理解できないわけのわからない問題があります。

どうしても解けない問題、、、

そういう難問は無視しちゃいましょう。

1500問あったら、1500問すべてを完璧に解けるようになってる必要はないです。

9割くらいちゃんと解けるようになれば本番では合格できると思います。

USCPAは100点とか90点とか解く必要ないんですからね。

75点でいいんです。

ただ、USCPAの勉強をしていて最終段階である「問題演習をひたすらやりこむ」というところまで来ると、段々と飽きが生じてきます。

何しろ、1科目1500問近くの問題を繰り返して解いて頭に叩き込むわけですからね。

何度も何度も繰り返して、答えを覚えてしまうくらいまでやりこむのがUSCPA合格のための王道パターンなわけなのでそこは避けて通れません。

このUSCPAの勉強方法の王道は、まさしく工場のベルトコンベアー流れて来る製品をさばく作業に大いに似ているわけですよ。

自分の場合、かなり昔になりますが某パン工場で短期間バイトをしていた時期がありました。

いきなり現場に放り出されるもんですから、最初は流れて来るラインが早すぎて作業が追いつかなくてよくラインを止めてしまっていたのを覚えています。。

しかし、ラインを止めつつもとにかく早く正確にやろうと継続しているとだんだんと慣れてスピードも上がってきます。

そして、ある程度やり込むともはやコツと手順の無駄を省いて効率的に作業ができるようになってきてラインを止めてしまうなんていう事態にはならなくなりました。

まあ、その後は慣れて来たので飽きて辞めてしまいましたが(笑)

なので、その時バイトしていた感覚とUSCPAの問題演習ってなんか似ているな~と思ったわけです。

USCPAの問題はほとんどが暗記で対応できるので、「わからない=覚えていない」わけですからいくら考えても頭に浮かんでこないということはまだ暗記が十分でないということなわけです。

1問1問に丁寧に何分もかけるよりは流れ作業のように次へと行く方が効率的で合格までの勉強時間も短縮されるかと思います。

ライン作業勉強法とでも名付けましょうか(笑)

「わからない問題はすぐに解答と解説を見ちゃえ」というのがUSCPAの勉強方法としては最適かなと思います。

USCPA「FAR、AUD、REG」のちょっとした攻略・勉強方法

USCPAの試験が4科目から構成されているのは今さら言うことではないですが、4科目それぞれについて試験勉強の仕方や問題の解き方等は多少は異なってきます。

そこで、自分が勉強しているときや試験当日に意識した「科目毎のちょっとした攻略法」を個人的な経験からお伝えしたいと思います。

「ちょっとした」と言っているのは、科目毎に合格するためにやることなんてどの科目もほぼ決まっているからです。

全科目に共通しているのは、USCPAに受かるために一番重要なのは「1科目1500~2000問ぐらいの問題演習をひたすら繰り返して頭に叩き込む」ということなのです。

なので、これからお伝えする攻略法なんぞは本当にちょっとしたことだと思っているからです。

しかしながら、それでも科目の特性を把握して勉強や試験にのぞめば何パーセントかは合格率がアップするので知っておいて損はないでしょう。

【FARの攻略】

この科目はいわゆる「簿記」なので、英語に対して一番苦手意識がある人には一番取り組みやすい科目かもしれません。

基本は計算ですからね。

難易度としては、簿記2級と1級の間くらいなので、先に簿記2級に合格しておくととても勉強がしやすいと思います。

簿記はよく言われていることですが、本当に毎日触れていないと体が忘れてしまうので、FARの勉強をする時はできるだけ勉強しない日というのを設けない方がいいと思います。

毎日30分~1時間でも実際に手を動かして計算をして体に簿記を覚えこませましょう。

ちなみに、日本の会計士試験と違ってUSCPAでは電卓は持ち込めないので、FARの演習をする時は本番環境と同じPCの電卓機能を使って練習しましょう(これが不便なんだ・・・)。

【REGの攻略】

この科目は、Tax(税法)とBusiness Law(商法)の2つが合体したような科目になってます。

Business Lawは4科目の中でも一番問題文が長くなる傾向があり、英文をしっかりと読み込んで状況把握をまず最初にした上で問いに答えないといけないので、英語が苦手な方にとっては一番重そうな分野です。

が、これは問題演習をひたすらこなしていくうちに決まったパターンに収斂されているのがわかるので、最初はわけわかんなくても何回も問題と解答を読んで慣れていけば大丈夫だと思います。

Taxの方はbasisの計算が結構面倒ですが、これもFARと同じく計算&暗記の要素が強いので英語が苦手な方はTaxに比重を置いて勉強した方が合格しやすくなると思います。

【AUDの攻略】

Auditは日本の会計士試験でいうところの「監査論」ですね。これは個人的にはかなり取り組みやすい科目だと思います。

なぜなら、計算問題がほとんどなく理論の暗記なので、繰り返し問題演習をやればやるほど合格率が高くなるからです。

なので、この科目はひたすら理論を暗記しましょう。高得点が望める科目だと思います。

以上!

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