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USCPAに受からない人の特徴【どうすればいい?】

「試験に落ちる人の特徴は?」

「なかなか合格できないけどどうすればいい?」

今回は、USCPA試験に受からない人の特徴や対策について解説していきます。

目次

USCPAに受からない人の特徴

USCPAは公認会計士試験ほどでないにしろ、英語ということもあってAランク級の難関試験です。

簡単な試験ではなく、受からない人にはそれなりの特徴があります。

生活をUSCPAに捧げてない/2-23

そもそも学習時間が少ないというケースが多いです。

USCPAに合格するまでには700時間~1500時間くらいのばらつきがありますが、平均的には1200時間くらいです。

社会人で残業が多い人は、この合格までの目標期間にもよりますがなかなか学習時間を確保することが困難な人もいます。

それでも、USCPAを目指すとなると自分の生活中心を試験勉強に回す必要があります。

工夫をすれば忙しい中でも時間は作れるものなのに無駄な時間を過ごしてしまっている人は、まさに典型的な試験に合格できないタイプでしょう。

夜しか勉強していない

上記の話とも関連することですが、平日でも休日でも夜しか学習時間をとっていない人は合格まで遠いかもしれません。

仮に1年で合格しようと思ったら、

平日:2時間

休日:6時間

このくらいの勉強時間が目安になります。

休日に6時間の勉強というのは十分になんとなかなる数字です。

早めに学習を終えて夜は好きなことができてしまいます。

また、平日でも朝に勉強してる人も受かりやすいです。

仕事の残業が多くても朝なら誰にも邪魔をされず勉強時間が確保できるからです。

また、朝は脳内が仕事でまだ疲れ切ってないのでクリアな状態でUSCPA学習ができます。

テキストを丁寧に読み込んでいる/6-2

予備校などのテキストに書いてある内容をしっかりと理解するに越したことはありません。

しかし中には「テキストを何週もしてインプットをかなり精度の高いものにしてから問題演習を始めよう」と考えているなら非効率です。

私が右も左も分からずUSCPAの学習を始めた当初はそういう感じでした。

インプットを先に完璧にしようとすると・・

・範囲が広くて1度読み終えたところをすぐに忘れてしまう

・試験合格に必要な実践力が全く身につかない

・何度もテキストを読んでいると飽きてくる

こういった弊害が出て、学習が全然前に進みません。

完璧主義の人などは、ついついテキストをかなり理解してから問題演習に入りたくなりがちです。

しかし、USCPA合格に効率的なのはその論点の学習をしたら早めに関連する問題を解いていくことです。

「理論⇒実践⇒理論⇒実践」という学習法の方が早く記憶も定着します。

予備校教材であれば、テキストや問題集など関連する箇所に瞬時にアクセスできる仕様になっているはずなので素直にテキストを読んだ箇所の問題を一旦すぐに解いてみるというのを繰り返すのが効果的です。

TBS対策を軽視している/6-28

USCPAの問題は大きくて分けてMC問題とTBS問題に大別されています。

多くの人にとって、TBS問題は会計士の現場で起こりうる事例を想定した問題なのでMC問題よりも実践的でとっつきにくいかもしれません。

自分はちゃんと対策をしないでTBS問題に初めて挑んだ時は、何をすればいいのか分からず焦っただけで全然解答できずタイムアップとなってしまいました。

MC問題は解答の仕方がはっきりしていますが、TBSの場合はそもそもどのように問題を解釈して解答すればいいのかというところから始まります。

そのため、TBS問題に慣れて得点源にすることがUSCPA合格への確定チケットともなります。

MC問題の演習量が足りない

ただ、TBS問題への対策はとても大事ですがまずはTBS問題のことは考えず問題演習は最初はMC問題のみをひたすらこなしましょう。

MC問題は単純な4択なのでTBS問題よりも馴染みが深く、テキストで理解したことをすぐに実践で試せるようになっています。

そのため、TBS問題よりもポンポンと解きやすいので解答できる問題がどんどん増えていくとUSCPAの学習モチベーションも上がります。

つまり、MC問題はUSCPA合格への入門編という位置づけと言ってもよいでしょう。

むしろMC問題がほとんど解けない状態でTBS問題をやっても全然解けません。

USCPA合格には、どれだけ多くの問題をこなして自信と経験を積むことが大事なため演習量が少なくMC問題に根拠を持ってしっかりと答えられる問題がなければ合格はまずないでしょう。

1つの問題に悩みすぎ

これは学習期間中の演習にも試験本番中にも当てはまることなのですが、MC問題やTBS問題でどうしても分からない問題があっても1つの問題に固執しすぎないようにしてください。

USCPAはMC問題もTBS問題も時間との戦いです。

MC問題なら基本的には問題文を読み終えた段階で自分に解けそうかどうか判断がつきます。

自分の決めた持ち時間をフル活用しても無理そうなら適当にマークして次の問題に行きましょう。

本番中に一番避けたいのは、意外とよくあるのですが1つの問題に時間をかけすぎてすべての問題をやり終えることができないことです。

問題演習中の場合でも、ずっと1つの問題にうなってもしょうがないので分からなければ早めに解答や解説を見て次の問題にいきましょう。

スキマ時間を活用していない

USCPA合格圏内になかなか近づけない人はスキマ時間を積極的に活用していないことが多いです。

社会人や学校の授業などが忙しく、机に向かってUSCPAの学習をまとまって沢山できない人もいます。

そういう時は、電車の待ち時間や食事の用意をしている最中の空き時間などスマホなどでちょっとでもUSCPAの学習を進めることをおすすめします。

忙しい時間を細切れに有効活用することによって、合格までの期間が早くなります。

なかなか受からない時は!?

すでにUSCPA試験に挑んでるが不合格になってしまい、中々受からない人の場合の対策としては以下があります。

パフォーマンスレポートを参考する/6-36

試験に不合格だった場合、「Score Notice」の2枚目に「Performance Report(パフォーマンスレポート)」がついてきます。

これは、出題分野や出題形式毎に「同じ科目でギリギリ合格した人と比べて相対的に得点がとれているのか」というのを評価しています。

パフォーマンスは以下のように3段階あります。

・Stronger(よくできている)

・Comparable(合格者と同じくらいのでき)

・Weaker(あまりできていない)

これを見れば、自分が同じ科目に再チャレンジする際にある程度参考になります。

ある出題分野でWeakerと評価されてしまったのであれば、そこに自分の苦手分野がある可能性が高いということになります。

リベンジする際はそこの部分のテキスト理解や問題演習を多少厚めにやるのもよいでしょう。

あくまでも相対的なパフォーマンスレポートなので、Weakerと評価されていてもそこに固執して再度学習を行うのはAICPAからもあまり推奨されていません。

参考程度にして、全体を学習しなおすのが得策でしょう。

ただ、出題形式においてMC問題がWeakerとなっていたのなら問題です。

そもそも合格ラインに届いていない状態で試験に挑んでしまったか、解説などをしっかり理解しないままやみくもにMC問題を解いてしまっている可能性が高いので勉強方法を理解重視にしたりするなど見直してみましょう。

TBS問題でWeakerだった場合、自分が試験中に明らかに問題形式や操作に戸惑ってしまっていたのなら画面の見方やツールの使い方などに慣れていくようにしましょう。

考え方や行動を変えてみる

なかなか受からない人の中には、「単純に不運な人」というのもいます。

USCPAは試験中にサンプル問題がありますし、採点方法もブラックボックスです。

合格ラインにギリギリ届いている人の場合、その時の出題される問題が自分にとって得意かどうかに左右される場合もあります。

なので、1~2回同じ科目で落ちても「あまり気にしない」というのも大事です。

また、学習方法を改善するというのも一つのやり方です。

1度落ちた科目に対しては理解(インプット重視)で再度学習して上手く行く人もいます。

問題と解説をもっとじっくりと納得いくまで丁寧に演習することによってさらにレベルがアップすることもできます。

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