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USCPAとMBAを両方取得する圧倒的メリット

「USCPAとMBAを両方とるのってどう?」

「両方取得すると何が良いの?」

MBAとUSCPAって、両方持ってる人は少ないですが取得するとすごいんです。

今回は、USCPAとMBAのダブル取得についてメリットなど解説していきます。

目次

USCPAとMBAの違い

MBAとUSCPAについてすでに知っている人も思いますが、一応整理しておきます。

USCPA:アメリカの公認会計士資格

MBA:経営学修士(ビジネススクール卒業)

USCPAは資格であるのに対して、MBAはビジネススクール卒業で得られる修士号なので学歴という違いがあります。

さらに学べる分野においても大きな違いがあり、

USCPA:会計の専門知識を学べる

MBA:ゼネラリストとして一流の経営手法を学べる

専門分野に特化してスキルアップするか、ゼネラリストとして幅広くスキルアップするかのという点でも大きく異なるものです。

両方取得するメリット/2-14

USCPAかMBAのどちらかだけを取得するだけでも、その後のキャリアとして大きな価値があります。

ただ、両方を取得して組み合わせる事によってさらに大きなメリットを享受する事が可能です。

学習内容に相乗効果がある

USCPAの場合、財務会計や管理会計、監査や税務などの会計知識がメインで身につくようになります。

ファイナンスやIT、経済学なども試験では出題範囲に含まれていますが割合としては少ないです。

一方、MBAの場合はゼネラリストを養成するプログラムのためビジネスに役立つ幅広い分野のスキルを身につける事ができます。

MBAでは会計学やファイナンス、経営学や人事戦略などの授業でのケーススタディを通して使える知識を得られるのです。

そのため、USCPAとMBAでは学習する内容はある程度クロスオーバーする部分があるため知識面で相乗効果が生まれるのです。

また、USCPAは会計周りの知識以外については学べる事が少ないですがMBAも取得することで会計以外のスキルを磨くこともできます。

これは逆もまたしかりです。

専門分野に強いゼネラリストになれる

専門性のあるUSCPAと一流のゼネラリストになれるMBAを組み合わせることによって、「専門分野に強いMBAホルダー」になる事ができます。

特にUSCPAのような会計分野はビジネスの中でも重要な位置を占めています。

経営には財務戦略や経理業務が必ず必要ですし、最高財務責任者であるCFOは一般的に会社のトップであるCEOに昇格しやすいポジションとなっています。

この事からも、「会計学に強い経営者」になるためにUSCPAとMBAの両方を取得するのはとても効率的な選択と言えます。

専門分野を持ちながらビジネス全般の知識にも精通している人はどんな場面でも大きく活躍できます。

転職市場で圧倒的差別化ができる

特に転職市場ではMBAとUSCPAのダブルホルダーであれば無双できると言えるでしょう。

USCPAもMBAのどちらも取得後は高年収業界に転職が期待できますが、両方持っているならなおさらです。

MBAホルダーの場合は戦略コンサルや投資銀行・PEファンド、外資系企業など高年収を稼げる業界からオファーが来るケースがとても多いです。

ただ、MBAホルダー同士の競争も激しいためUSCPAを取得して会計分野に強みを持っていれば周りとの差別化を図って有利に転職活動を進める事ができます。

高年収な業界というのは、財務戦略の構築やデューデリジェンスなど数字を使って業務を回していく場面が非常に多いためUSCPAの専門性というのは入社後も大きく活きることになります。

どっちを先に取得するのが良いか?

USCPAとMBAの両方を取得するメリットについて解説してきましたが、どちらを先に取得するのが良いのでしょうか?

これについてはどちらもアリと考えています。

MBA在学中か卒業後にUSCPA

先にMBAを目指して在学中か卒業後にUSCPAを取得する場合、USCPAの受験がしやすくなるというメリットがあります。

USCPAは受験資格として「大学卒&120単位(ビジネス・会計単位含む)」というのが大体の州で条件となっています。

海外でも日本でも、MBAでビジネススクールに在籍するのであればビジネスや会計の単位も取得することになるので受験資格をスムーズに満たせるケースが多いです。

また、MBAでビジネスのいろはを学んでいる状態ならUSCPAの試験問題にも太刀打ちできる基礎力は身についているはずなので合格へ有利となります。

デメリットとしては、MBA在学中の場合は学校の授業だけでも相当忙しくなるのでUSCPAのための勉強時間の確保が難しいということですね。

MBAの学生は知識面ではUSCPAに合格しやすいですが、時間的に在学中は難しく卒業後に受験することも視野に入れてもいいのではないでしょうか。

USCPAを先に取得してからMBA

USCPAをまず取得して、数年ほどキャリアを積んでからMBAを取得するというケースも結構あります。

USCPAに合格して監査法人や外資系企業などに転職をし、会計分野の業務で専門的な実務経験を積んでから経営全般に興味が出てくるというような人が多いです。

ちなみにUSCPAとは異なりますが、日本の公認会計士で監査法人に入所して数年働いてからアメリカなど海外の有名MBAに留学するケースもかなり多いです。

会計分野で専門性を磨いてくると、他の分野も色々と学んで「ビジネスパーソンとして無双したい!」と考える人も結構出てくるものです。

また、USCPAだけだと戦略コンサルや投資銀行のフロントなどに直接転職するのは厳しいいですがMBAを取得すれば十分にいけるようになります。

そういった意味でも、USCPAを取得後にMBAを考えるのは自然な流れとも言えます。

どちらを先に取得しても、いずれは「最強のビジネスパーソン」にたどり着くのでお金と時間に投資する野心があるならおすすめです。

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