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【USCPA】FARに不合格になる理由と対策【落ちた人は次に受かる!】

「FARに落ちた・・何か対策した方がいいのかな?」

「FARで上手くいかない理由はなんだろう?」

今回は、USCPAの科目で一番大事なFARに不合格になる理由と対策について解説していきます。

目次

FARに不合格になる共通の原因と対策/6-5,6-2

USCPA最初の受験科目に選ばれる事が多いFARですが、不合格になる人も多くいます。

ただFARの場合、上手く行かない原因と対策が大体共通しているので自分に当てはまってないか今からお伝えすることを確認してみましょう。

勉強時間が足りない/2-23

FARに不合格になってしまう人の中には、単純に学習時間が不足して落ちてしまう人がいます。

USCPAは4科目合格でパスする試験ですが、自分が設定した総勉強時間を単純に25%ずつ充てれば良いものではありません。

それぞれの科目は特徴があり、かけた方が良い時間も科目にある程度異なってくるためです。

FARは他の科目より時間をかける/6-34

FARの場合、他の科目の基本・基礎となる重要な分野なので一般的に他の科目より時間をかけた方が良い場合が多いです。

特に簿記2級などを持っていたり経理実務経験者でない限りは、FARに充てる時間は多めに取りましょう。

ご自身が持っている会計知識は人それぞれですが、一般的にはFARには400~500時間をかけるのが良いです。

FARはある程度試験範囲がボリューミーですし、最初に受ける科目になるのでUSCPA学習慣れをしていなくて時間がかかる傾向があるからです。

毎日計算問題に触っていない

FARは簿記の科目と言ってもいいくらい簿記が重要です。

さらに言うと、FARで一番大事なスキルが簿記なのですべての科目の中でも「簿記がダントツで一番大事!」と言ってもいいくらいです。

そのため、計算問題である簿記が全然できなければUSCPA合格はありえません。

理論問題に関しては時間をかけてゴリゴリ暗記するだけでOKです。

簿記は毎日やって感覚を維持する

簿記を頭の中だけで解こうとするより、紙などに仕訳などを書いて「体で解く」という方が圧倒的に身につきます。

この「体で覚える」という感覚は、日にちを空けてしまうと効果が弱まってしまいます。

そのため、FARの学習中は毎日少しずつでもいいので簿記の問題を解くことを実行しましょう。

簿記の計算問題を毎日少しでもやることによって、MC問題でもTBS問題でもしっかりと対応できるようになります。

完璧にやろうとしすぎている

FARは一部の難問がBARへ移行したため、より取り組みやすくなっています。

それでも試験範囲は広いため、一つの論点を深く掘り下げすぎるよりもあまり難しすぎない論点を重視してインプットやアウトプットをすることをおすすめします。

どの論点も完璧にやろうとすると、必要以上に学習時間がかかりどれもあまり覚えてないという残念な結果になってしまうことも十分あります。

基本的な論点を重視しよう

例えば、貸借対照表などのBSについての論点は一見とっつきにくそうですが公式やパターンを覚えれば応用が利きやすいです。

以下の論点は特にその傾向があります。

・現⾦および現⾦同等物(Cash and cash equivalents)

・売上債権(Trade receivables)

・棚卸資産(Inventory) 

・有形固定資産(Property, plant and equipment)

・レシオ分析(旧BECからの移行)

レシオ分析に関してはBSだけの論点ではないですが、大体はとある勘定科目の数値と別の勘定科目の数値を割り算や掛け算したりするぐらいで解答を導き出せる問題が多いです。

上記はあくまでも一例ですが、自分がやりやすいなと思った論点を増やして武器にしながら苦手な論点についても余裕があれば知識に肉付けしていくといったやり方が良いでしょう。

TBS対策が不十分/6-28

FARに不合格になる原因の大きな一つに、TBS問題であまり得点が取れてない場合が結構あります。

多くの人はFARをUSCPAのデビュー戦にするため、試験本番でのTBS問題が初となります。

そのため、初めての本番の緊張感と慣れない感じで問題を進めていきスムーズな解答ができずTBS問題が穴になってしまうケースが散見されます。

操作方法や問題形式慣れしよう/6-32,6-43

本番のTBS問題で慌てないように、普段からサンプル問題やリリース問題をやり込んで操作方法や問題の形式に慣れておきましょう。

画面のレイアウトの見方が良く分からず、「どう解答すれば良いか分からない」という事態にならないよう操作方法は最重要視しましょう。

また、問題の出題パターンも無限にあるわけではなく決まっているのでそれも覚えておきましょう。

公会計を軽視している

FARと言えば財務会計がメインですが、政府会計などの公会計も範囲に含まれています。

公会計は財務会計とは違った勘定科目やルールがあって一見とっつきにくそうなので、これを軽視してしまう人が意外といます。

これは非常にもったいないです。

FARで落ちる人は、まず公会計をちゃんと学習しているかを確認しましょう。

公会計を得点源にする

公会計は出題比率で言うとそれほどでもないですが、問題自体は基本的で簡単なものが多いです。

「ただとっつきにくいしつまらない!」

これだけです(笑)

しかも、CPA Evolution後の新試験では公会計の難しい部分がBARに移行したので余計チャンスです。

なので、とれるところでとっておきましょう!

FARに落ちたらWeakerを重視しよう/6-36

もし直近でFARに落ちてしまったら、まずはパフォーマンスレポートを見て自分の弱点を把握しましょう。

パフォーマンスレポートが毎回必ず次のExamに役に立つとは限りません。

ただ、FARの場合はWeakerになっているところを重点的にやることによって大きく次の試験結果が改善される傾向があるようです。

FARに落ちてまた再チャレンジする際も簿記の鍛錬を怠らず頑張りましょう!

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