「初めてUSCPAを受験するけど、何を持っていけばいいの?」
「当日の流れとかってどうなっているの?」
今回は、試験当日の流れとテストセンターへの持ち物について解説していきます。
USCPA試験当日の持ち物
まずはUSCPA試験当日の持ち物についてですが、大きく分けて
・絶対に持っていけなければいけないもの
・持っていった方が便利なもの
この2つに大別されます。
当日持参必須の持ち物
大阪と東京のプロメトリックテストセンターでUSCPA試験を受けるためには、以下の2つのものが当日に必ず必要になってきます。
これらをうっかり忘れてしまうと、当日テストセンターに着いてから「試験が受けられなかった」となってしまいますので絶対に忘れないようにしましょう。
NTS(受験票)
一つはNTS(受験票)です。
NASBAのサイトから発行されるものですが、紙で印刷したものを直接持参してもいいですしPDFをスマホで表示して試験会場で見せるのもありです。
とはいえ、スマホで上手く表示ができないとトラブルになってしまう事もあるので念のため印刷して持っていく方が確実です。
有効期限内のパスポート
持参必須のもう一つのアイテムが「有効期限内のパスポート」です。
運転免許証や保険証などではダメです。
また、有効期限が切れているパスポートもNGです。
そのため、海外旅行などに行ったことがなくてパスポートを持っていない人は、USCPA受験のために予め取得しておく必要があるということです。
パスポートに記載してある氏名と、NTSに記載してある氏名は必ず一致していなければいけません。
当日持っていくと便利なもの
上記2つ(NTSとパスポート)が必ずテストセンターへ持参が必要なものとなりますが、以下は必須ではないですあると便利なものになります。
・水などの飲み物
・チョコなどのお菓子
・耳栓
・目薬
・エナジードリンクや栄養ドリンク
上記のアイテムはすべて必須ではないですが、自分の経験上や他の受験生の話を聞くと役に立つことが多いです。
特に、今までは水は試験会場のブース内に持ち込みができなかったのですが最近になってからOKになりました。
水を飲みながら問題を解けるのはでかいですよね!
ちなみに、水をブース内の持ち込む際はペットボトルのラベルを剥がして透明の容器に入った状態にしないといけませんのでご注意を。
また、水以外の飲み物はブース内には持ち込めないのでロッカーなどに保管しておいて休憩時間に飲みましょう。
USCPA試験は長丁場なので、チョコなどのお菓子も脳の疲労回復に役に立ちます。
ただ、これもブース外で休憩中に食べる形で補給をすることになります。
耳栓に関しては、ブース内には周りの受験生もいるため音が気になる人もいるので人によってはかなり重宝します。
目薬も画面を長い時間集中して見続けていると、目が疲れてくるリフレッシュするには良いです。
また、前日に緊張で満足に眠れなかったなどコンディションが十分でない状態で試験を受けざるを得ない人もいるので意外と「ここ一発だけ!」のためのエナジードリンクや栄養ドリンクでカバーするのもおすすめです。
試験会場で借りられるもの
試験会場についてブース内に持ち込めないものの、希望すれば貸し出してくれるものもあります。
・紙
・鉛筆
・ブランケット
・ティッシュ
・電卓
紙や鉛筆についてはチェックインの際に渡されます。
ブランケットやティッシュは希望者のみですが、ブランケットは数に限りがあるのでなくなってしまうこともあります。
電卓も希望すれば借りることができますが、機種を選ぶ事は基本的にはできません。
しかし、一応借りておいた方が安心するでしょう。
USCPAの電卓は持ち込み不可
USCPA試験に自分の電卓を持ち込むことはできません。
電卓はあくまでもテストセンター側から貸し出されるものしか使えません。
ですが、普段からテストセンターで貸し出されるものを予め購入して問題演習に取り組みたいという人もいるでしょう。
USCPAの電卓でおすすめは?
テストセンターで貸し出される電卓の機種は「CASIO MW-102CL」というものがほとんどです。
これと全く同じでなくても、これとほぼ似たような電卓を購入して普段から使っておけば試験本番でも馴染みやすく感じて緊張が緩和されます。
たかが電卓ですが、本番で力を発揮するにはなるべく本番に近い環境で演習を積むのが一番です。
USCPA試験当日の流れ
ここでは、試験当日の流れについて解説していきます。
試験会場は大阪と東京の2箇所ありますが、どちらもほぼ変わりはありません。
予約した時間の30分前に到着する
日本でUSCPA受験ができるのは、
東京:御茶ノ水ソラシティ
大阪:中津センタービル
この2つになりますがどちらも試験開始の30分前には必ず着くようにしましょう!
時間に遅れると試験を受けられなくなります。
チェックインをする
試験会場についたら、まずは受付に行ってチェックインを済ませましょう。
チェックインの際にNTSとパスポートの提示を求められます。
※予約時の確認番号は基本的には求められません
バインダーとロッカーの鍵を受け取る
チェックインが済むと、受付の人から試験の受け方や注意事項などが記載された書類を挟んだバインダーが渡されます。
また、同時にロッカーの鍵も受け取ります。
ブース室へ案内される
ブースに持ち込めないものをロッカーに入れて待っていると、ブース室へ案内されます。
ちなみに、案内される際は名前ではなく番号で呼ばれるので注意しましょう。
番号はバインダーに書いてあります。
入室チェックをされる
ブース室へ案内されると、以下の手順で入室チェックがあります。
・金属探知機で全身チェック
・ポケットがある服を着ている場合は、中を見せる
・メガネを着用している人は、それもチェックされる
耳栓や目薬などがある人はそれも見せる必要があります。
顔写真と指紋認証をする
入室チェックを終えた後は、顔写真の撮影と指紋認証があります。
指紋認証は右手と左手の人差し指をそれぞれ2回やる必要があります。
指示に従ってやれば大丈夫です。
ブース内に入り試験を開始する
認証を終えると、いよいよブース内に入って試験を開始することができます。
決められた席に座って、PC画面上で名前と受験科目が正しいことを確認します。
次に、NTSに記載されたSection IDを入力して「Confirm」ボタンをクリックして次の画面にいきます。
そして最後に秘密保持契約に同意すると試験が開始されます。
必要に応じて休憩をする
試験を受けている最中にお手洗いなど休憩をしたくなったら、テストレット間であればいけます。
一つのテストレットが終わっていない段階で休憩に行く事はできません。
できれば、休憩はテストレット3が終わってから行く事をおすすめします。
理由は、テストレット3の後の休憩中は試験時間が止まっているからです。
他のテストレット間でも休憩は行けるのですが、試験時間が経過したままなのでどうしても我慢できないのでなければテストレット3の後に行くようにしましょう。
チェックアウトをする
試験を終えると、ブースから出てチェックアウトをします。
試験を終えた時間を書いてスタッフさんから「Confirmation of Attendance」という試験を受けたという証拠の紙をもらって帰ります。
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