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USCPAと簿記2級の勉強時間を比較!3級やTOEICは先に受けとくべき?

「USCPAと簿記2級の勉強時間はどんな感じだろ?」

「先に3級やTOEICを受けた方がいいかな?」

USCPAの受験を考え始めた時、簿記2級や3級・TOEICの受験も一緒に考える事もありますよね。

今回は、USCPAと簿記2級の勉強時間を比較解説しながら3級やTOEICとの関係性にも触れていきます。

目次

USCPAと簿記2級の勉強時間比較/2-3

早速ですが、USCPAと簿記2級の勉強時間は以下の通りとなります。

簿記2級:350~500時間(簿記初学者の場合)

USCPA:1200~1500時間

勉強時間から、簿記2級よりUSCPAの方が遥かに難易度は高い事がわかります。

USCPAなら1年半ぐらいの勉強期間ですが、簿記2級なら3か月~5か月くらいで合格が可能です。

また、簿記2級はすでに3級レベルの知識がある人なら200時間くらいで合格する事もできますので気軽に会計資格を取りたいのなら簿記2級を選んだ方が良いですね。

先に簿記2級取得でFARがラクになる/6-5

USCPAの受験を見据えている人の場合、先に簿記2級を取得しておくとその後のUSCPA学習がとてもラクになります。

USCPAのコア科目であるFAR(財務会計)は、簿記2級と1級の間ぐらいのレベルなので簿記2級で学んだ知識がすべて役に立つというメリットがあります。

日本語で先に簿記の勉強をしておくと、英語が苦手でもFARの問題を理解しやすくなるので英語力を補うという観点からも重要なステップです。

私もUSCPAを受験する前に先に簿記2級に合格しました。

また、簿記2級に合格すれば経理職として転職する際に評価されますのでUSCPAに挫折した時のために先に取得しておくという保険的な意味でもおすすめです。

簿記2級とTOEIC800~900点ならUSCPA合格に有利?/1-11

簿記2級に加えて、英語力で言うとUSCPAの学習を始める前にTOEIC800点以上あるのが前段階の準備としては理想です。

USCPAの合格者の中には、簿記2級とTOEIC800~900点台の人がある程度います。

学習を始める前に会計知識と英語力がある程度あった方が良いにこしたことはないということです。

とはいえこれはあくまでも「理想」なだけで、会計初学者で英語力もTOEIC500点台でUSCPAにスムーズに合格する人も普通にいます。

また、USCPAに関しては英語力の高さと合格率の相関関係はあまりないため英語が苦手でもちゃんとした予備校で学べば問題ないのでご安心ください。

USCPAを目指すならまずは簿記3級から

ちなみに会計知識の準備で言うなら、初学者は簿記2級とはいかなくとも最低でも簿記3級レベルの学習をしてからUSCPAに本格的に挑んだ方が良いです。

USCPAのFARの簿記レベルは大体簿記1級~2級の間ぐらいなので「会計のことは全くわかりませ~ん」という状態でテキストや問題集に挑むと相当な負担感を強いられます。

また、自分に会計の適性や興味があるかという観点からもまずは簿記3級をやってみるのをおすすめします。

3級をやってあまりにも苦痛を感じるのであれば、USCPAは目指さない方が良いでしょう。

もちろん簿記3級に合格する事は必須ではありませんし、予備校なら本講座の前に英文会計入門で初学者用の勉強ができる所が多いのでそれでも大丈夫です。

USCPAの勉強でTOEICの点数も上がる

英語が苦手でTOEICの点数が低くてもUSCPAを目指して合格する人は沢山います。

予備校通いならまずは日本語でUSCPAの学習ができるところも多いので心配はありません。

ちなみに、学習前はTOEICの点数が低かった人も苦労してUSCPAに合格した後はTOEICの点数が100~200点ぐらい上がっている事もザラにあります。

USCPA試験は「比較的パターン化された英文を早く読んで問題を解く」という作業になるため、自然とTOEICのリーディングに対する解答力が上がるんです。

これはUSCPAの学習の嬉しい副産物と言えるでしょう。

手っ取り早く経理職に就きたいなら簿記2級

ちなみに、USCPAか簿記2級のどちらかだけの取得を考えているということであれば「ご自身が何をしたいか」で決めるのが一番です。

手っ取り早く経理職に応募したい⇒簿記2級がおススメ

英語と会計を使ってハイキャリアを目指したい⇒USCPA

USCPAは経理職に限定されず、グローバルに展開している企業や監査法人などへの転職のパスポートとなりますがその分難易度が高いです。

また、英語で出題されますし試験制度や受験資格なども特徴的なので「気軽に受験&合格できて評価の高い資格を取りたい」ということであればまずは簿記2級が良いでしょう。

経理職についてから今度はUSCPAを狙うのもアリ

簿記2級を取得してどこかしらの企業の経理職としてもぐりこみ、今度はそこで実務経験を積みながらUSCPAを狙うという選択肢もアリです。

・簿記2級⇒経理転職⇒USCPA取得⇒高収入業界へ転職

若ければ若いほど、こういったステップでキャリアアップをしていきやすいのです。

もちろん、先に簿記2級とUSCPAに合格してからの転職活動というのも一般的なルートなのでどちらを選択するかはその人次第とはなります。

ご自身の年齢やキャリアプランに応じて目標を簿記2級にするかUSCPAにするか、はたまた簿記2級とUSCPAの両方にするかを選んでいきましょう。

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