「USCPAがバンコクで働くのってどう?」
「バンコクで働くためには何をすればいい?」
今回は、タイのバンコクでの海外就職事情について解説していきます。
タイは海外就職が実現しやすい国/14-1
「海外就職をしたい!外国に住みたい!」と思ったら、タイはそれが実現しやすい国です。
なぜなら、世界の中でもタイは就労ビザを取得しやすいからです。
アメリカなど欧米諸国に比べると、ビザ発給のハードルがかなり低いことで有名です。
学歴基準や職務経歴基準もないため、極端な話では高校や大学を卒業してすぐにタイに移住して働くことも可能です。
関連職務経験を持っていれば、なおさら有利な条件で働けることでしょう。
バンコクには日系企業が沢山
上記のような理由から、海外で働くことを実現しやすいのがタイですが特にバンコクをおすすめしています。
バンコクには日系企業や日本人が多いため、特に就労しやすいからです。
タイで海外就職を実現させるということは、バンコクに無数にある日系企業で働くということが多いです。
また、バンコクにはアメリカなどの外資系企業の支社も多いため外資系という場合もあります。
外資系であっても、日本人が結構働いているため日本語を使う機会も比較的多いです。
「日系企業が多い⇒採用されやすい⇒就労ビザが比較的とりやすい」というような構図が関係しています。
日本人労働者は、今やタイには欠かせない存在と言ってもいいでしょう。
USCPAならオファーが多い
バンコクで働いている日本人の職種としては、コンサルタントやエンジニア、マネジメントや営業などが多いです。
それだけではなく、USCPAや公認会計士などもバンコクでは大きく需要があります。
USCPAの場合、監査や経理・財務にコンサルという職につきやすいため米系企業や日系企業で関連する仕事で募集をしています。
また、日系や米系企業では業務は英語で遂行することがほとんどなためUSCPAがさらに有利になってきます。
実際、バンコクではUSCPAが多く活躍しているため転職エージェントなどでも勧められることがあります。
バンコクで働くためにやること
バンコクで働くためにやるべきことはなんでしょう?
海外で働く際に必ずやるべきことですが、まずはタイの就労ビザを取得する必要があります。
就労ビザを取得するにはまずはタイの企業に採用される必要がありますので、まずはUSCPAの求人などを見て応募することが先決です。
できれば会計関連の職務経験があるのが理想ですが、未経験でもバンコクの企業なら採用してくれることも多いためチャレンジしてみるのもありです。
企業から内定をもらった後は、就労ビザを取得します。
パスポートや英文経歴書などの必要書類を用意してタイの領事館に提出をします。
また、就労ビザだけではなく労働許可証も発行してもらう必要があります。
ただ、ビザや許可証は実際には自分で手続きをする必要はほとんどなく内定先の企業がほぼ一括で面倒を見てくれます。
こちらは必要書類を用意するだけといった感じですね。
バンコクなら英語だけでOK?
バンコクの企業で働く場合、社内での公用語は英語というところが多いため業務遂行に関しては英語だけでも問題ありません。
ただ、実際にはタイ人も社内には沢山いますので仲良くなって仕事をさらに円滑に進めたいと思うのなら簡単なタイ語も勉強しておくことをおすすめします。
我々日本人もそうですが、やはり自分の国の言葉ができる人には親しみを感じるものです。
特にタイの人は「自分たちに寄り添ってくれているな」と感じると一層仲良くしてくれます。
英語だけで貫き通すよりは、タイ語でランチに一緒にいけるくらいになるのが理想です。
タイで働く日本人も多いため、タイ語のオンラインレッスンサービスも最近では充実しています。
バンコクでの生活事情
バンコクでの生活に関してですが、まず住宅はコンドミニアムやサービスアパートメントに住む日本人が多いです。
そういったところは大体家具がついていて、冷蔵庫やエアコンなどすぐにでも生活できる環境が整っています。
洗濯機はついていない場合もありますが、コインランドリーは建物内にあるため洗濯には不自由しません。
私がアメリカに住んでいた時もそうですが、海外ではアパートの敷地が広く一通りの設備がそろっているのです。
また、住宅探しは比較的容易で日本人の場合は3か月分の家賃があれば大体入居審査は通ります。
日本人だから支払いに関しては安全と思われているのがメリットですね。
食事に関しては、現地のタイ料理だと結構安く食べることができますが日本の飲食店だと最近では価格が高騰しています。
現地なら1食200円~300円、日本食なら1000~1200円くらいで美味しく食べれる感じですね。
大戸屋やココイチ、スシローや牛角など日本食の選択肢としてはかなり多い方です。
交通事情ですが、バンコクであれば電車や地下鉄、バスやタクシーなど豊富にそろっています。
また、日本人のコミュニティも多いためホームシックになりにくいというのも良い点と考えられるでしょう。
賃金は安いが支出も安い?
タイは日本に比べて物価が安いことで有名です。
バンコクでUSCPAとして働く場合、職種や経験にもよりますが年収600万円~800万円くらいもらえることが多いです。
未経験の場合は400万円~となってしまいますが、それでも可処分所得という意味ではタイに住むと多くなります。
日本人の給与は現地のタイ人に比べて多くもらえている方です。
沢山の日本人がタイに移住して心地よくのんびり暮らしているのは、こういった金銭的な負担が少ないということもありますね。 慣れてしまえば、かなりすごしやすい国なので海外就職をとにかくしたい人はバンコクを考えてみてはいかがでしょうか。
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