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大学生がUSCPAの受験資格を得るには?大学在学中に受験できる州

「大学生でもUSCPAは受験できる?」

「在学中に受験資格を得るにはどうすればいい?」

大学生のうちにUSCPAに合格して就職活動を有利に進めたい人もいると思います。

今回は、大学生のうちにUSCPAの受験資格を得る方法について解説していきます。

目次

USCPAは大学在学中でも受験可能/13-3

USCPAは社会人での受験生が大半を占めますが、最近では大学生でUSCPA合格を狙う人が増えてきているのを感じます。

在学中に難関資格に合格しておくと、それだけで就職活動が相当有利になるからです。

ただ、USCPAは州によって受験資格が異なるため「在学中でも受験がOK」な州を選ぶ必要があります。

大学在学中に受験できる州

ここでは、大学生のうちにUSCPAの受験資格を得ることができる出願州を挙げていきます。

ニューヨーク州/4-3

ニューヨーク州の単位取得条件は以下のようになっています。

・総取得単位120

※以下4つのエリアの指定科目を取得していること

Financial Accounting(Upper Division)、Auditing(Upper Division)、Taxation、Management Accounting

ニューヨーク州は特定の4科目を取得さえすれば、早い段階で在学中に受験できる可能性のある出願州です。

「120単位取得すればOK」ということなので、大学を卒業していなくても良いのです。

そのため、大学に通って単位を取得する一方で予備校でも別途がっつりと単位取得をすれば3年次になってから早めの受験も可能です。

就職活動が本格的に開始される時期までに全科目合格する事も可能なので、結構おすすめな州です。

グアム州/4-9

グアム州の単位取得条件は以下のようになっています。

・4年制大学の学位または総取得単位120

・Upper Divisionに該当する会計24単位

(Financial Accounting・Auditing・Taxation・Management Accountingを含むこと)

・ビジネス24単位

(Economics 6単位、Finance 3単位、Business Law 3単位を含むこと)

・受験条件を満たさずとも見込み受験が可能。ただし合格実績は「暫定合格」となり、初回受験から18ヵ月以内に上記条件を満たす必要あり。

グアム州の場合、取得単位数や種類などにある程度制約はありますが「見込み受験」が可能なため在学中の受験も可能です。

ただ、初回受験から18か月以内にという条件なのでUSCPAの受験は早くても3年次の秋頃となります。

また、大学の単位をしっかり取得しないと「うっかりしていて合格実績が取り消される」という最悪の事態になってしまうのでグアム州を選ぶ際は自分の大学の単位の管理に気をつけましょう。

モンタナ州/4-4

モンタナ州の単位取得条件は以下のようになっています。

・Upper Divisionに該当する会計24単位

(Financial Accounting・Auditing・Taxation・Management Accountingを含むこと)

・ビジネス24単位

モンタナ州の出願条件はとてもシンプルで、会計24+ビジネス24単位の合計48単位を取得すれば良いのです。

他州のように、「大学卒業」や「120単位取得」という条件が全くありません。

そのため、モンタナ州は高卒で受験する場合に人気の出願州となっています。

しかし実は、一部の大学生も超早期受験のために出願している人もいます。

予備校で単位取得しまくれば大学1年生でも受験できてしまうので、かなり先回りして自分のキャリアを考える計画性のある大学生なんかにはおすすめと言えるでしょう。

アラスカ州/4-12

アラスカ州の単位取得条件は以下のようになっています。

・4年制大学の学位

・会計15単位

※4年制大学在学中の方は卒業に必要な単位数に対し不足する単位数が18単位以下であれば受験可。

アラスカ州の場合は、在学中の受験は早くても大学4年生の後半ぐらいになります。

「就職活動でUSCPAをしっかり役立てたい!」という人にはあまり向いていないかもしれません。

就職活動が落ち着いてからのUSCPA受験や、社会人になってからUSCPAの受験をしたいと思っている人には良いかもしれません。

私はUSCPAを大学3年次に受験

私はUSCPAを大学3年になってから比較的早いタイミングで最初の科目を受験しました。

ただ、受験をしたのがかなり前だったのでその際はヴァーモント州に出願ができ在学中の受験資格を得ることができました(現在は日本人の受験不可)。

結局、在学中には1科目しか合格する事ができませんでした。

しかし、科目合格でも就活で監査法人や銀行、コンサルなど満足のいく内定を複数もらえたのでUSCPAが役に立ったというのを実感することができました。

最速で在学中に受験するためには?/13-4

就職活動でUSCPAを武器にするために早めに受験をするためには、それに見合った以下の州を選択する必要があります。

グアム州:見込み受験を利用すれば3年次の秋から受験可能

ニューヨーク州:120単位を早めに満たせれば3年次の春からの受験も可能

モンタナ州:単位取得料はかかるが、やろうと思えば1~2年次での受験も可能

多少単位取得にお金をかけても良いから早く受験&合格して就活で無双したいという人であれば、ニューヨーク州かモンタナ州がおすすめです。

もちろん、グアム州でも3年次の秋に受験をして一気に合格すれば就活で有利に戦えます。

自分が何年生で受験をしたいかによって、3つの州のうちどれがベストかは変わってくるところです。 また、予備校でも大学生の受験タイミングについて詳しく相談にのってくれる機会もあるため説明会やカウンセリングの参加もおすすめです。

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