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大学生はUSCPAの学習をいつから開始する?合格までのスケジュール

「大学在学中にUSCPAに合格したいけどどうすればいい?」

「いつから学習を始めるのがいいのかな?」

今回は、就活でUSCPAを大きな武器とするために大学在学中の合格を狙うための学習スケジュールについて解説していきます。

目次

学習・受験タイミングは出願州による/10-3

USCPAを目指すにあたっていつから受験するか、学習を開始するかというのは「どの州に出願をするか」というのに大きく左右されることがまず前提にあります。

日本人がUSCPAの出願先に選べる州というのは現在のところ以下の5つと決まっています。

・ワシントン

・モンタナ

・グアム

・ニューヨーク

・アラスカ

この5つの州のすべてが大学在学中に受験できるわけではなく、就活を開始するまでに全科目合格もしくは科目合格までもっていきたいのであればモンタナ・グアム・ニューヨークの3つの中から選択するのが良いでしょう。

これに関しては、どの州を選ぶかは自分の自由なので大きな問題にはならないです。

大学生は早めに受験計画を立てよう/13-6

大学生がUSCPAの受験を狙う大きな理由の一つとして、「就職活動の大きなアピール」として競争を勝ち抜きたいというのがあります。

実際、私も大学在学中に受験資格を得て就活開始までに1科目だけですが合格しました。

1科目だけでも履歴書に「米国公認会計士試験科目合格」とさらっと書くだけで面接担当者は注目してくれます。

結果的に、自分の就職活動は内定率約50%という満足のいく数字を残すことができたので周りと大きく差をつけることができたと実感しています。

就職活動を始めるまでにある程度の科目に合格しているためには「大学生になってから早めに受験計画を立てる」というのが超重要となります。

就活を意識して受験時期を調整する

もちろん、大学生がUSCPAを狙うのは就活のためだけではない人もいると思います。

ただ就活を意識するのであれば、受験資格を得る事ができる時期をしっかりと見極める必要があります。

実際に多くの人が意識し始めるのは大学3年になってからでしょう。

特に資格をアピール材料にしない人にとっては、普通の人はそのぐらいのペースで問題はありません。

ただ、特にUSCPAを就活の武器にしたいのであれば受験州などの兼ね合いで大学3年になる前から考えた方が確実に有利です。

理想は2年次から勉強開始

では、就活前にUSCPA試験に全科目合格しているという理想的な状態に持っていくためにはいつから準備を開始するのが良いでしょうか?

答えは大学2年生からが目安です。

もちろん、大学の勉強やアルバイトの忙しさなど個人の置かれた環境によってUSCPAの準備をスタートした方が良い時期は異なります。

3年になって就活を意識し始めてからUSCPAの準備や学習をし始めて上手く行く人もいます。

ただ、当然ですがUSCPAに合格するための下調べや学習の開始は早ければ早いに越したことはありません。

理想は大学2年生からと言いましたが、大学に入学した瞬間からUSCPAを目指すならもっと最高の未来が待っているのは言うまでもないでしょう。

3年次の春~秋に受験が理想

一部の企業は早いところであれば、3年生の10月あたりからエントリーを開始するところもあります。

狙っている業界や企業にもよりますが、理想的には秋のエントリースタートの直前にはUSCPAに完全合格していることが望ましいです。

そのため、3年の春~秋に受験をして早々に合格を勝ち取ってエントリーシートや履歴書に書ける状態にしておくのがベスト!

出願州によって異なりますが、ニューヨーク・グアム・モンタナ州は3年生の段階で受験をすることも可能です。

もちろんこれは理想なので、4年生になる直前までに合格していれば十分に本選考に間に合うので有利に進めることができます。

4年生になってからの学習開始でも無駄ではない

「4年生になってからUSCPAを目指し始めたのでは就活に間に合わないから意味ない?」

そんなことはないです。

4年生のどのタイミングに目指し始めるかによってもUSCPAの有用性は変わりますが、まだこれから就活であれば「USCPAを勉強中」というのでもアピールにはなります。

また、就活が終わって卒業までのタイミングで合格したなら内定をもらって入社した会社で活かす機会もあることでしょう。

社会人になってからよりも卒業間際でもいいので大学生のうちにUSCPAに合格しておけば、新卒で入った会社の異動や任される業務などで有利に働きます。

また、仮に新卒で入った会社がブラックだったり思っていたのと違っていた場合は第二新卒でUSCPA合格実績を存分に活かすことができます。

その場合、USCPAががっつり評価されるので新卒で入った企業よりも条件の良い会社で働ける確率も上がったりします。

1年~4年までのどこかのタイミングでUSCPAを目指し始めても、その後のキャリアに有利に働くのは間違いないので就活に間に合わないからといって悲観する必要は一切ありません。

大学生のUSCPA学習スケジュールの例

自分も大学在学中(3年次)からUSCPA合格を目指していましたが、在学中のUSCPA学習スケジュールの例を以下のようにまとめてお伝えしておきます(就活へのアピールを前提とした場合)。

大まかなスケジュール

・理想的には1年生のうちからUSCPAについて知り始める

・2年生になった段階でUSCPAの学習を開始するのが望ましい

・3年次の春~秋には受験資格をゲットする(ニューヨーク・モンタナ・グアムのどれか)

・4年生になる直前までの完全合格を目指す

1日の勉強についてのスケジュール

・学校の授業の日は1日2~3時間の学習を確保する

・土日など休日は6時間以上勉強することが望ましい

・アルバイトが入っている日は無理をせず30分~1時間の勉強でよし

・上記を実践すると1年ぐらいで1000~1500時間の学習時間を確保でき合格ラインに達する(予備校利用はマスト)

さらに具体的な1日の学習スケジュール例(平日の場合)

・起床してから大学の授業の1コマ目が始まるまでに1時間の学習(通学中・カフェ・図書館などを活用する)

・昼休憩時は30分スマホなどで問題演習ができると良い(1人の場合)

・大学の授業終了後にバイトが入っている場合は直前まで図書館で1時間ほど学習

・授業終了後に予定がなければ、大学図書館か予備校の自習室で2時間ほど学習して帰宅

・もしくは自宅に戻って夕食前と夕食後に合わせて2~3時間の勉強をして終了

結構ざっくりしたスケジュール例にはなりますが、大学生であればバイトを沢山入れてない限りは社会人よりも学習時間の確保がしやすいと思います。

取得している授業の数にもよりますが、空き時間を有効活用すれば平日でも4時間ぐらいの学習も可能でしょう。

一番理想的なのはアルバイトはせず大学の授業以外の時間はUSCPAの学習だけに専念することです。

しかし、予備校代や受験料などUSCPAの取得費用も安くはないのでバイトしながらという人もいるでしょう。

ただ、アルバイトや友達とのある程度の遊びを入れてもスキマ時間や休日の学習の専念次第で十分に1年ほどで合格ラインの勉強時間に持っていくことは可能です。

3年次からの学習開始なら科目合格狙いもアリ/13-9

仮にUSCPAに対する準備が遅くなって就活開始までに完全合格とはならなかった場合でも、十分に就活の武器にはなります。

1~2科目でも合格していれば履歴書にかけますし、英語や会計の素養があることを企業側にそれとなく証明できます。

私も在学中の完全合格を目指していましたが、就活開始時には1科目しか合格できませんでした。

それでもUSCPAの効果は書類選考や面接などで十分に評価してもらえたので、USCPAを知るのが遅くなった大学生の方もまずは情報収集から始めてみてみましょう。

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