監査法人での普段の業務の9割以上はエクセルやワードとにらめっこして調書という成果物を作る作業です。

でも、内部統制関連の業務を中心にたまにクライアントの色んな部門の人にヒアリングをすることがあります。

これが・・・かなり緊張しますし監査上重要な位置を占めるので今回はクライアントへのヒアリングについて触れていきます。

対面で話すのはかなり緊張する

会計士試験に合格して監査法人に勤務することになった人もしくはしている人は当然わかるかと思いますが、基本はデスクワーク!

成果物は、エクセル・ワードでの科目調書などひたすら前期調書などを解析しつつちょっと社内の先輩とか同僚とか上司に相談しながら自分に振り分けられた担当分を期日までに終わらせることになります。

なので会計士の仕事は物理的なことだけでいうと経験が浅いうちはデスクワークがほとんど。

でも、会計士1年目のJ1でも必ず「クライアントへのヒアリング」というのもは発生いたします(びくびく)。

これは本当に自分にとって嫌だし業務上一番辛いことでもありました。

まあ、人によってはヒアリングなんか余裕で大好きという人もいるので個人差があるのですが自分は結局慣れませんでしたね・・・。

普段、デスクワークばかりしていて顧客と話していない人たちにとってはたまのヒアリングは超緊張するのは当たり前ですよね(そう信じたいw)??

経理・財務以外の部署の人にとっては「うざい」と思われている!?

でまあ、ヒアリングって主に何をするのかというとほとんどが「内部統制がちゃんとデザインされていてそれがちゃんと運用されているか」ということです。

そして、そのヒアリングをもとに古かった業務フローや業務記述書を修正したり場合によっては、ベンチャーで上場狙っている企業などは「内部統制なんてほぼ0みたいなもん!」というカオスな状態も多々あるのでその場合はヒアリングしてこっちが一から作成することもあります(これ超大変なんです!)。

しかも、これがクライアントの経理や財務の人たちに話を聞くのであればまだ会計用語が飛び交うことが多いのでこっちも理解しやすいのですが営業の際の業務フローとか人事の業務フローとか会計とは直接関係ない分野の人たちにもヒアリングしたりするケースも当然あるので事前準備を万全にしないとこれがわけわかめなんです。

でしかも、そういう会計とはほぼ関係ない部署の人たちにヒアリングするのって向こうからしたら「時間の無駄」なわけですよ。

こっちからしたら監査を終わらせるために必要な手続きではあるのですが会社の現場の人たちからしたら「ヒアリングに協力しても別に評価されないし・・・」という自分が現場の人間でもそう思うだろうなというぐらいうざいんですうちら監査人は(笑)

とにかくチャンスは一回しかないので事前準備が超重要

そういうわけで、上記でもちょっと触れましたし以前に働いていた監査法人の上司からも「同じことをクライアントの人に聞くわけにもいかないから事前に担当部署の業務の流れなどは前期調書を見るなりして絶対に準備を怠らないように!」と言われていました。

まあそうですよね。

営業とかだったら、例えば顧客獲得のためにあてる時間を自分ら何の利益にもならない監査のヒアリングという無駄な時間をとらせてしまっているのでそこで「あれ?前教えてもらった業務フローどんな感じでしたっけ?忘れちゃったのでもう一回教えて~」なんて口が裂けても言えません!

というわけで、一期一会のごとくクライアントへのヒアリングに関しては事前準備をし~~~~っかりとしてからクライアントに会って手を震わせて冷や汗を毎回かきながらよくやってましたね~。

言われていることがわからない場合はその場で絶対確認しよう!

で、事前準備をしっかりとしてヒアリングの前期調書などがあればかなりやりやすくはなるのですが会社の業務フローだって1年も経てば大きく変わる場合もあります。

また、IPOを狙っている会社の監査は本当に大変で内部統制自体をもう「監査法人がなんとかしてくれるだろう」という感じで完全に丸投げしてきているケースもあるので0べーースからヒアリングというとんでもない作業になることもあります。

なのでこの時に大事なのは、「ちょっともう一回確認するの悪いな・・・」と思ってもあとから聞き漏れや不明点が出てこないようにその場で曖昧になっていることやわからないと思っていることは素直にクライアントに食らいついて確認しましょう。

もちろん、普通に何度も説明してくれるクライアントもいますし「だからさっき言った
ように!・・・・」とちょっと半ギレする人もいます。

でも、それでも後からそのクライアントに電話して説明の手間をとらせるよりはよっぽどマシです。

自分は、後から電話で聞いたケースはなかったですがヒアリング際に「これ前も言ったんですけど・・・」みたいな皮肉を言われたことはあります(汗)。

ですが、内部統制監査のヒアリングというのは監査上相当重要な位置を占めるので曖昧にしてはいけないんですよね。

とまあ、とりとめのないことを色々と言ってしまいましたがこのヒアリングが自分にとって好きな監査法人で勤務している上で結構辛かったり嫌だった仕事の一つでもありました。

以上です(笑)

会計士の転職支援サービス(無料)は以下の公式サイトから確認できます。
マイナビ会計士。まずはWEB無料登録

【スポンサードリンク】