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USCPA試験の各科目の特徴と共通の対策まとめ

「USCPAで出題される各科目の特徴と対策はどうすれば?」

「試験全体としてはどのように準備をすればいい?」

今回は、USCPA試験に合格して監査法人への転職を成功させた私が試験対策と各科目の特徴などについて解説していきます。

目次

USCPA試験全体に共通の対策

まずは、USCPA試験全体に共通の対策についてお伝えいたします。

USCPAは特殊な試験なので対策することは超重要です。

効率的な勉強法を確立する/6-2

まず、USCPA試験は他の資格試験と違って特殊な部分が多いです。

そのため、USCPA用の効率的な学習方法を確立することで早期合格ができるようになります。

何も考えずにやみくもにテキストを読んで問題演習をするよりは、先人の知恵を借りて効率的に学習した方が勉強時間も少なくて済みます。

なので、まずは勉強方法をある程度熟知した上で学習をスタートさせましょう。

モチベーションを維持する/6-7,8-5

USCPAは英語の試験の上、社会人が目指すケースが多いため途中で挫折しがちです。

しかし、受験チャンスが多いのが利点。

1科目ずつじっくりとチャレンジできるので、学習中はグローバルな自分に酔って自分のモチベーションを保つことが大切です。

USCPA合格までの期間が長期化すればするほどモチベーションが落ちてしまうので、自分なりのモチベ維持の要因を見つけましょう。

試験当日の流れに慣れる/6-37

USCPAはCBT方式での受験なので東京か大阪のテストセンターで受験します。

この試験方式に慣れていない人が多いので、予め情報を集めておいた方が良いです。

事前情報なしにいきなり試験会場にいくと圧倒されて試験本番に集中しづらくなってしまいます。

試験本番の当日の流れは決まったルーティーンがあるので、それを覚えましょう。

TBS問題の対策を徹底する/6-28

USCPAにはMC問題とTBS問題の2つの形式で出題されます。

MC問題はいわば4択です。

対して、TBS問題は実際の業務を想定して文章や資料が与えられた状態で解答をすることになるためちょっと特殊です。

初めてUSCPAを受験する人は、このTBS問題に圧倒されてしまうため予備知識を仕入れながらTBS問題への対策を徹底的にやりましょう。

落ちた時は改善をする/6-36

試験本番で不合格だった時は、次に向けて改善をしましょう。

幸い、USCPA試験では落ちた人にパフォーマンスレポートが発行されてどの項目が弱いのかなどを教えてくれます。

それを参考にして2回目の受験時に必ず受かるように改善をしましょう。

時間配分を意識する6-33

USCPA試験は時間との戦いでもあります。

MC問題は1問約90秒以内に解く必要がありますし、TBS問題もそんなにじっくり考えていられません。

いわば、基本的な論点や問題を早く理解する能力が求められるのです。

そのため、予め自分なりに科目別に時間配分を意識しながら学習することをおすすめします。

本番環境に慣れる/6-43,6-32

USCPAはPCの画面上で行われるため、本番の試験環境に慣れていない人も多いです。

なので、試験本番であたふたしないようにサンプルテストなどを受けて本番環境に慣れるようにしましょう。

画面のレイアウトや操作方法に慣れるだけで、解答するためのスムーズさが随分と違ってくるものです。

USCPA各科目の特徴と対策をざっくり##

ここでは、USCPA試験の科目毎の特徴と対策を伝授していきます。

※必ずしもその通りになるとは限りませんのであくまでも参考程度にしてください

FARの主な特徴と対策/6-5

FARの主な特徴と対策は以下になります。

特徴

・簿記を中心とした計算問題が多い

・他の科目より必要な学習時間が多い

・他の科目の基礎となる重要なポジション

対策

・学習時間を他の科目より多めに設定する

・先に簿記3~2級の勉強をしておく

・本番環境に慣れることを重視する

・計算問題は毎日解く

・BARやAUDの前に合格しておく

AUDの主な特徴と対策/6-6

AUDの主な特徴と対策は以下になります。

特徴

・理解しながら暗記が必要な論点が多い

・暗記するだけで得点源になる論点が多い

・比較的高いスキルレベルを求められる

・沼にハマる人はハマる

対策

・大枠を把握しながら学習する(監査とレビューの違いなど)

・TBS問題はがっつりと対策をする

・監査報告書と内部統制関連の問題は得点源にする

REGの主な特徴と対策/6-4

REGの主な特徴と対策は以下になります。

特徴

・商法と税法から出題されるが、税法の割合が高い

・TBS問題のほとんどは税法からの出題

・一旦理解して暗記すれば合格しやすい

・学習していてつまらない

対策

・面倒だが地道に暗記をする

・税務申告書を作成してみる

・個人・法人・パートナーシップなどの違いを理解する

・語呂合わせで控除項目などを効率よく覚える

・一番最後の科目にする

おすすめの選択科目は?

ここからは、選択科目についての解説になります。

ちなみに、おすすめの選択科目について時々聞かれることがあるのですが基本的にはBARをおすすめしています。

ただ、ITが好きだったり将来的にITにも深く関わる予定があるならISCをおすすめしています。

また、好きでなくても早期合格を目指している人であれば短期合格が可能なのでISCを選ぶのもアリです。

BARの主な特徴と対策6-25

BARの主な特徴と対策は以下になります。

特徴

・比較的高いスキルレベルが求められる

・FARの応用編と考えた方が良い

・ビジネス分析などはやってて楽しい

対策

・先にFARに合格しておく

・TBS問題が難しめなので対策をしっかり

・公会計を得点源にする

ISCの主な特徴と対策/6-27

ISCの主な特徴と対策

特徴

・MC問題の配点が6割

・単純な暗記で多くの問題が対応可能

・必要学習量が少ない傾向

対策

・MC問題を得点源にしてゴリ押しでいけるかも

・TBS問題は部分点をかき集めるぐらいでもアリ

・とにかくMC問題をやり込んで実力をつける

TCPの主な特徴と対策

ISCの主な特徴と対策

※情報が集まり次第更新予定

##USCPAは対策をすれば怖くない

USCPA試験はすべてが英語で、試験の難易度もそれなりに高いので合格になかなか届かない人もいます。

しかし、正しく対策をして地道に学習を続ければ必ず合格できる試験です。

USCPAほど対策が大事な試験はありませんので、ネットや予備校などで情報を積極的に情報を仕入れましょう。

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