「本番環境に慣れてみたい」
「本番と全く同じ画面で練習できないかな?」
今回は、USCPAのサンプルテストの構成と重要性について解説していきます。
USCPAはサンプルテストで問題例を公開/6-32
サンプルテストとは、AICPAがUSCPA受験生のために提供している模擬試験のようなものです。
・本番と全く同じ画面で問題が解ける
・本番中に使えるツールも同じ
・サンプルテストは2時間くらいのショートバージョン
・すべての科目がごちゃまぜになっている(科目毎ではない)
・解答や解説も確認できる
こういった試験本番と全く同じ状況を以下のURLからオンラインですぐに体験できるため、絶対に試験前にやっておくべきものです。
もちろん無料です。
サンプルテストの構成と内容
サンプルテストは、試験を開始する前に行うSection IDの入力や秘密保持契約への同意ボタンなど試験開始前のルーティーンも全く同じように反映されています。
※サンプル問題のSection IDは画面上に表示されています
MC問題
MC問題のテストレットは2つで、それぞれ5問となっています。
本番の試験とは違いFARやISC、REGの問題など様々な科目から出題されます。
すぐに答えを見ることはできますが、解説はありません。
TBS問題
TBS問題のテストレットは3つあり、それぞれ2問が出題されます。
こちらも全科目から出題されます。
TBS問題は特に答え方や操作方法、見るべき所が分からないという人が多いので一通りやっておいて損はないでしょう。
TBS問題に関しては解答と一緒に解説も見ることができます。
サンプルテストを解く超絶メリット/6-2
サンプルテストはUSCPA受験生なら必ず試験前に最低でも1度はやっておくべきです。
できれば3~4回やっておくことをおすすめしたいくらいです。
実際の試験環境に慣れることができる
これが一番大きいです。
テストセンターでPCで受験し、なおかつ英語での試験のためUSCPA初受験者にとっては何も知らない状態でいきなり試験本番の画面構成やツールが出てきたら焦るでしょう。
洋書問題集や予備校のPC問題演習は本番環境に似ていますが、それでも本番とは違うので余計に緊張します。
サンプルテストを何回かやって見慣れておけば、試験開始から終了までの一連の流れに気持ち的な余裕が生まれますので本来の力を発揮できるものです。
例題で英文や問題のレベルを把握できる
まだUSCPAの受験を本格的に決めていない人でも、このサンプル問題をやってみて「USCPAの試験ってこのくらいのレベルなんだ~」と感触をつかむことができます。
サンプル問題ですが、MC問題もTBS問題も試験本番で出てくるようなレベルの問題もあるので参考になります。
もちろん、今サンプル問題を全然解けなくてもOK。
0からでも予備校で学んで合格レベルに持っていくことは十分に可能です。
TBS問題の対策になる/6-28
MC問題はとてもシンプルな解答方法なのですが、TBS問題対策としてはとくにサンプルテストは有益です。
サンプルテストのTBS問題で見るべきところや解答の仕方や操作方法など、初見だと「何・・これ・・どうなってんの?」と圧倒されずに慣れることができます。
サンプルテストをやらずに後悔した
自分がUSCPAを受験していた時は、サンプルテストの存在を知らずにかなり損をしました。
当時はまだUSCPAの情報が少なく独学ということもあって、サンプルテストを受けて本番環境に慣れるという基本的な手順を踏めなかったのです・・。
今でも覚えているのが、AUDの試験で初めて本番のTBS問題(当時はシミュレーション)を見たときは圧倒されて何が何だか分からず落ちてしまったということです。
「まずどういう手順でアプローチしていけばいいんだ!?」
こんな感じでわけわからないまま点数を大幅に落としてしまったので、今受験する人は必ずサンプルテストをやっておきましょう!
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