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【USCPA試験】BARの勉強法と対策をざっくり解説

「新試験のBARってどう勉強したらいい?」

「新しい試験だから対策の仕方が分からない・・」

今回は、USCPAの新試験として2024年から始まった科目であるBARの対策についてざっくり解説していきます。

目次

BARの特徴/5-30

BARは旧FARの応用分野とBECの一部が合体したような試験です。

FARの会計知識を応用して財務分析やビジネス分析をする割合が高くなっています。

そのため、ただ理解するだけや暗記で完結する問題はあまりなく「応用」「分析」が多く求められます。

BARではBECに引き続き管理会計やファイナンス、経済学などが出題されます。

また、会計論点としては収益認識やデリバティブ、ヘッジ会計など新FARよりも難解なものが出題されるのが特徴です。

つまり、より専門性の高い会計知識や実践力が求められると言っていいでしょう。

先にFARに合格しておく/6-34

BARはFARの応用編と言ってもいいくらいなので、BARを受験する前に極力FARに合格しておきましょう。

間違っても、両方を同時に学習するのは辞めましょう。

両方の論点が混ざってこんがらがってしまいます。

FARに先に合格しておけば、BARに全く手が出ないということにはならないでしょう。

テキスト精読は適宜行う

BARは応用力や実践力が試される試験なので、テキストはあまり入れ込みすぎず適宜精読するぐらいがちょうどよいです。

ただ、多くの分野で深い論点になることもあるので分かりずらい箇所は少し時間をかけて精読して理解を深めてから問題演習を再開しましょう。

なので、BARも問題演習が中心となります。

MC問題はやみくもにやらない

問題演習をする際、最初はMC問題からやるのが効率的ですが解ける問題がある程度増えた段階でまだ分からない箇所が出てきた場合は一度しっかりと解説などを読み込みましょう。

BARの場合、難しい問題と比較的簡単な問題の差が激しい場合もあるので難しそうな問題にぶちあたったら最初はあまり固執しなくても良いです。

しかし、試験本番までには応用問題や分析問題に根拠を持って答えられるようにしましょう。

公会計を得点源にする

FARでは公会計は基本問題の出題がほとんどでした。

となると、BARでは難しい問題ばかりが出されるのでしょうか?

実際は、受験者さんの声を聞くと「意外と簡単な問題も多い」ということだそうです。

「勉強した分だけ公会計は報われる」という声もありました。

また、公会計はほぼMC問題のみの出題になるので意外と公会計の問題が出題あれる割合が高くなります。

そのため、FARと同じくBARでも政府会計・公会計を得点源にするべく学習を強化しましょう。

管理会計はパターン暗記で対応

BARでは旧BECの管理会計を引き継いでおり、これも得点源にしましょう。

差異分析など、管理会計はパターンがかなりごちゃごちゃしていますが一回理解して公式などの暗記が定着するとあとは天国!

管理会計が得意になれば、財務・ビジネス分析問題にも自信を持って対応できるようになります。

分析のパターンは限られている

BARでは数字を使って分析をすることが多いですが、慌てずに冷静に問題を追っていけば単純な分析で解答できるものもあります。

TBS問題ではケーススタディ形式になっているので、何を重視すれば良いか分かりずらいこともありますが分析のパターンも結構限られているのですべてが難解というわけではありません。

いずれにせよ、管理会計を押さえれば悲惨なことにはならないでしょう。

ファイナンスは基本を抑える

BARは簡単な暗記などで得点できる問題は減りましたが、それでも旧BECのファイナンス問題などは引き継いでおり得点しやすい分野になっている傾向があります。

一部FARのファイナンスが絡む会計論点が組み込まれる場合がありますが、ファイナンスに関しては基本問題が多いので確実に点がとれるようにしておきましょう。

BARのリリース問題は忘れずに

そして選択科目であるBARの対策に一番重要なのは、2024年の新試験のリリース問題を解くことです。

BARが実際にどんな試験になっているか、意外と簡単か難しいかなどは結局本人の肌感覚によるものが大きいです。 2024年のリリース問題をMC問題とTBS問題でしゃぶりつくすように演習を重ねて、BARに慣れて試験を受けましょう。

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