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USCPA試験のREGの勉強法と対策を解説

「USCPAのREGの勉強法のコツは?」

「REGは苦手だけど何か対策はある?」

今回は、他よりも少し特殊なREGについて勉強法と対策を解説していきます。

目次

USCPA:REGの特徴/5-33

REGの試験問題の特徴としてはざっくり言うと以下の通りです。

・税法がメインで商法の割合が少ない

・暗記でかなりの部分が対応可能

・税法の学習はつまらないがやればやるほど報われる

・Basisの理解が命

・沼にハマりにくい科目

こんなところですね。

USCPA:REGの難しいところ

REGの難しいところは、他の科目と違いビジネス法と税法に分かれていることですね。

他の科目と違い、ビジネス法と税法はお互いの知識が全然リンクしないのでまるで2科目やっているような感覚になります。

また、税法は財務会計とは異なったルールでの計算問題が出題されるため最初はかなり難解に感じやすいです。

そして最後に、これは個人的な感情がメインですが学習していて「つまらない!」

税法はパターン暗記で受かる!/6-2

税法は一見複雑ですが、答えに至る道筋は一本道です。

つまり、公式や解法を暗記して計算していけば簡単に答えにたどり着くのです。

最初は慣れないと思いますが、何度も何度も何度も暗記して演習を繰り返して税法に触れる頻度を高くしていくとパターン化された計算問題となり楽勝になっていきます。

Basisを圧倒的に理解する

REGに合格するためには、Basisを理解することが最重要項目です。

税法は暗記だと先ほど言いましたが、Basisの概念についてはやみくもに暗記や問題演習をしないようにしましょう。

Basisとは、税務上の原価です。

この税務上の原価についてしっかりと理解に理解を重ねた上で問題演習にとりかかりましょう。

これに関してはテキストや講義視聴でインプットを重点的にするのもありです。

Basisを制すればREG合格です!

個人・法人・パートナーシップを理解する

Basisを理解した上で、個人や法人・パートナーシップにおける課税ルールの違いを覚えることも非常に大切です。

・個人

・法人

・パートナーシップ

・S corporation

・C corporation

このように、それぞれの課税母体によって異なる部分をしっかりと整理して理解しましょう。

BookとTaxの調整をしっかり理解する

また、財務会計基準に沿って計算した損益と税務会計によって計算した損益には違いが出ます。

そういう場合はそれらを調整するためのルールがあります。

このBook/Tax調整の問題はMC問題だけでなくTBS問題でも非常に重要になってきますのでこれも重要視しましょう。

ゴロ合わせで控除項目を覚える

税法では、語呂合わせで記憶を効率よく定着させてREGの早期合格をすることも可能です。

個人所得税申告書の中では、「総所得に含むか」「何がどこで控除されるか」を徹底的に暗記することが大事です。

これは機会的に覚えてもすぐ忘れてしまうので、自分なりに無理やりでもいいので語呂

合わせで覚えれば魔法のように忘れません。

例えば、項目別控除(Itemized deduction)で控除されるものに

・Mortgage interest(住宅ローン金利)

・State and local income taxes(州・地方税)

・Medical or dental expenses(医療費)

・Charitable donations(寄付)

などが主にあります(実際はもっと詳細な規定があります)。

これを英語でも日本語でも自分の好きに頭文字などを使って適当な言葉を作ってしまうのです。

あくまでも自分が思いついた一例ですが、「キイシュウジュ」と語呂合わせしました。

それぞれの日本訳の頭文字からとりました。

みなさんお分かりでしょうか?

ちょっとセンスがないかもしれませんが、このように頭文字などインパクトのある部分で語呂合わせをすることによって控除項目の計算は格段に効率的になります。

税法の計算問題は毎日やる

税法はBasisの概念をメインとした計算問題も頻繁に出題されます。

FARと同じように、計算問題は毎日少しずつでもいいので演習をこなすことで実力が定着してきます。

なるべく日を空けずに「理解⇒暗記⇒実践」というのを毎日繰り返していきましょう。

ビジネス法はひたすら暗記##

ビジネス法は出題割合は税法に比べると少ないので、学習後半期からやり始めてもかまいません。

また、計算問題がないので基本的には演習を繰り返して暗記することで実力がつきます。

TBS問題でビジネス法が出題されることはあまりなく、税法がメインとなります。

ビジネス法は問題文が長く意味がつかみにくい場合がありますので、税法を得点源にしましょう。

USCPAのREGはまとめが重要/6-32

REGの税法はがむしゃらに暗記するよりはまとめノートを作るなどした方が効率的に記憶に定着させることができます。

ある程度MC問題をこなしていくと、「ここの論点は覚えづらいからまとめた方がいいな」と自分なりに感じることができます。

例えば個人や法人、パートナーシップなどで分けて整理しても良いですし、何がどの段階で控除になるのかなどもまとめておくと後でラクになります。

まとめることで、頭がクリアになって問題を解くスピードが速くなりますし早めに合格が可能です。

REGの受験はFARと離す/6-34

REGとFARの受験間隔はできるだけ離した方が良いです。

FARで問われるのは財務会計、REGの税法で問われるのは税務会計なので連続して受験してしまうと損益の認識などがごっちゃになってしまう場合があります。

そのため、少なくともFARとREGの間に他の科目を挟んだ方が良いでしょう。

REGはつまらないけど努力が実る

REGの学習は正直、あまり面白くありません。

FARやAUD、BARの知識などは試験合格後に業務で使う可能性が高いためモチベが上がりやすいですが、REGはアメリカの税法と商法なので使う場面があまりないんですよね。

それでもREGの良い所としては学習したことがそのままMC問題やTBS問題で活きるということです。

細かくてつまらないですが、奇問や難問はあまりないので落ちることが少ないです。

REGに合格した時の感想/1-2

私はREGを最後に受験しました。

BEC⇒FAR⇒AUDと来て、最後に苦手でつまらないと思っていたREGを持ってきたのです。

苦手でつまらなくても、「あと1科目で完全制覇!」となればモチベーションが上がると思ったので。

試験本番での手応えはギリギリ大丈夫そうかなという感じで、実際77点で合格通知を受け取った時は最高に嬉しかったです。

自宅でメールを見て合格を知ったのですが、狂喜乱舞してました(笑)

やはり最後にREGを設定してよかったなと。

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