簿記の最大手の専門学校であり、公認会計士試験の予備校としても有名な大原。

ここのUSCPA講座の評判を探ってみたところ、他のUSCPA予備校に比べて費用が安いという理由がありました。

割引の条件も多く、コストを抑えた講座の質はどれほどなのか今回は解説していきます。

大原の特徴概要

大原は、「資格の大原」と「専門学校の大原」としてビジネスを学ぶための学校では日本でも最大手にあたります。

日本の公認会計士試験においては豊富なノウハウと綿密に練られた受講プランで数えきれないくらいの合格者を排出しています。

特に、ビジネス系の資格には強く就職にも直結する大原のノウハウは多くの受験生の間でも満足度は高いです。

資格予備校の最大手の一つとして、大原はサポート体制や費用面でもすぐれており資格取得の際に真っ先に選択肢に上がる予備校のうちの一つでしょう。

大原のUSCPA講座の評判はどうか?

さて、大原のUSCPA講座の評判についてはかなり分かりやすい評価となります。

・追加単位取得も含めた受講費用が圧倒的に安い
・有名なRogerテキストを教材として使用しており質が高い
・英語で問題を解く練習を重視しているため実践力が身につく

費用や学習に対するアプローチの仕方が、同じUSCPA講座を提供しているアビタスとは逆で「リーズナブルな費用で本番を想定した学習を促す」というようになっています。

監査法人にいた頃、大原のUSPCA講座を利用していた人のほとんどは会計士資格を取得しており日々の業務を行いながらUSCPAに合格しているケースが多かったです。

会計の知識がある程度あり、英語で問題を解くということに対して負担を感じる人が少ない人が利用するのが合っているのではないかと。

監査法人ではなく、他の業界でUSCPAを目指している人の事も聞きましたが簿記2級を取得してからこの大原を利用する人が結構多いそうです。

初学者から学習経験者までトータルに対応しているアビタスに比べると、どちらかというと費用面を抑えたい経験者向けというような印象はありますね。

大原のUSCPA講座の費用や割引など、料金面はどうか?

大原のUSCPAの費用や割引など、料金面については他のUSCPA予備校に比べても「安い」です!

これが大原の一番のウリと言っていいでしょう。

全科目が対象となるフルパックコースでは、541,000円で受講できます。

アビタスのフルパックコースは76,0000円なので価格はかなり安いのがよく分かります。

で、これなんでこんなに価格差があるんでしょうかね?

この最もたる理由が、「大原のUSCPA講座はライブ講義をやっていない」というのが大きいです。

講義はWebで動画を観たり、大原の個別視聴ブースで動画を観るだけなんですよね。

大原の通学コースというのは、「学校に行って個人で動画を観る」というもので教室に行って他の生徒と一緒になって講師の解説を生で聞くものではないということです。

なるほど、これならコストを抑えて費用を下げることができているというのが納得です。

ライブ講義をやっていないというのは、対面で授業を受けてモチベーションを上げたい人にとっては痛いかもしれませんが「必要な講義が受けられればそれでいい」という人もかなり多いのでありがたいサービスと言えるでしょう。

忙しい人にとってはそもそも通学してライブで講義を受けるという事自体が負担になるので、自宅でWebで講義をいつでも観れてコストも抑えられるというのは一石二鳥かもしれませんね。

どうしてもライブ講義を受けたい人は大原は断念してアビタスをおすすめします。

さらに、受講費用が10%割引になる条件も豊富で一定の資格をすでに取得していれば適用となります。

以下の試験に合格していると条件が満たせます。

・公認会計士試験
・税理士簿記論もしくは財務諸表論合格者
・中小企業診断士
・日商簿記2級もしくは1級
・全経簿記上級
・BATIC320点以上
・TOEIC730点以上

個人的には、USCPAの学習に入る前に簿記2級の取得をおすすめしているので合格すれば10%割引になって学習もスムーズになるのは一石二鳥ですね。

BATICも英文会計の認定試験なので、USCPAの前にBATICの学習をして10%のUSCPA講座の割引をゲットしておくという戦略もありです。

すでに監査法人などに勤務している会計士の人なら、割引が当然効くので費用を圧倒的に抑えて短期間でUSCPAに合格することができるでしょう。

大原のUSCPA講座の問題集やテキストなど、教材の質はどうか?

価格が安いからといって質が悪いわけではなく、教材は超有名なRogerを使用しています。

Roger CPA Reviewと言えばアメリカではかなり有名で受講生の85%以上が合格している教材です。

もちろん、もともとの言語が英語のアメリカ人ならUSCPAの合格率が高いのは当然ですが講師のRogerさん自体がUSCPAの講義について評判が高いのでテキスト自体の質が高いのは間違いないですね。

Rogerテキストは英語で書かれたものであるため、そこから大原が独自に日本語のレジュメを用意して学習を補足しています。

問題演習もRogerのものをそのまま使用しているため、日本語のレジュメを利用しながらひたすら本番環境さながらに問題を解いていくことになります。

大原の単位取得プログラムについて

大原の単位取得プログラムは、会計18単位にビジネス6単位を追加費用なしで取得できるようになっています。

この追加取得単位プログラムが含めての541,000円なので、さらに追加単位が必要な場合でも他の予備校に比べてやはり安いです。

大学である程度ビジネス単位を取得している人ならば、追加費用はほとんどかからないので予算だけを考えると大原は強みとなります。

大原の講師の質はどうか?

大原での講義は、ライブはないですが動画で英語の講義と日本語の講義を聞くことができます。

英語の講義は、Roger講師による講義で当然ながらすべて英語です。

日本語での字幕もないため、英語ですべて理解する必要はあるのですがそのまま試験対策になるので実践力はつきます。

また、Webでの動画視聴なら速さを変えたりスキップしたりできるので効率的な学習ができます。

さらに、この英語講義を補完する形で日本語講義もあります。

これは完全に日本人の講師による講義なので、Rogerさんの英語講義だけでは全く理解できない人でもついていけるようになっています。

講師であるRogerさんの講義のクオリティはすでにアメリカでも評判が高いものであるため、日本語字幕がないという点以外は講義の質は確保されていると言えるでしょう。

まとめ

大原のUSCPA講座は、完全オリジナル教材ではなく講義もライブではなく動画視聴ということで費用を格段に抑えているという特徴が印象的です。

Webでの学習を重視して、アメリカで評判の信頼ある有名教材を利用したい人にとっては安さと質を担保できるのでかなり使い勝手は良いでしょう。

アビタスに比べて、全くの会計初心者が挑むのはちょっとハードルが高い気がしますが簿記2級程度の知識を持っていれば大原のUSCPA講座なら低コストで試験合格を狙えることになります。

USCPAはあくまでもアメリカの資格試験のため、アメリカで作成されている教材であれば試験本番をより想定した学習がしやすいですね。

当然、テキストと講義がすべて英語しかないと一握りの人しかついていけないですが日本語のレジュメと講義で補完できているのでそこは目的に応じた使い方ができます。

何より、公認会計士試験の予備校として最大手で合格者も沢山排出している信頼のある大原で受講したいという人にとっては最良な選択肢ではないかと思っています。