USCPAは基本的には社会人の人が監査法人などへの転職を狙って受験するものです(最近は大学生の受験も増えてきましたが)。

JCPAに比べるとUSCPAは社会人でも比較的取り組みやすい方です。

それでも、やはり簡単に受かる試験ではないし社会人の人にとっては仕事が忙しくて挫折してしまう人もいます。

今回は、社会人としてUSCPAに合格した自分が勉強時間を確保するやり方や社会人が特にやった方が良い勉強方法などについて言及していきたいと思います。

完全に辞めるという選択肢をすぐにチョイスするのはもったいない

「USCPAは猿でも受かる」なんてアメリカ人の間では言われている試験ともいう噂を聞きますが・・・当然の如く母国語が日本語でない自分たちにとってはアメリカ人以上の勉強量が必要になってくるわけですよね。

予備校に通う人も、独学を目指す人でも基本的に社会人として働きながら勉強時間を作って1年~1年半くらいを目安にして合格を目指す人が多いのではないでしょうか。

でも、USCPAはなかなかに孤独です。

予備校に通っている人ならUSCPA仲間ができるかもしれませんが、オンライン講座をメインにしていたり独学で勉強している人など情報もJCPAより少なめでマイナーなので孤独感があります(笑)

また、テキストも英語でPC上でやる大量の問題演習もいつかは必ず英語で解かなければいけない時がやってきます。

やはり、「仕事」「英語の試験」「合格後の心配」などがストレスになって途中で挫折してしまう人も多いようです。

でも、個人的には「完全に英語にアレルギー」がある人はともかくJCPAよりは確実に受かりやすい試験で合格までの勉強時間や期間などはそこまで壮大ではないので完全に挫折してしまうのはもったいない!

1000時間ほどで受かるので、1日30分でもいいから継続していれば必ず合格ラインにたどり着く

人によっては、日本人なら700時間ぐらいで受かる人もいますしすでにJCPAを持っている人ならFARなんかは瞬殺で合格できると思います。

でもまあ、勉強時間の目安は気にせずに1日30分~1時間は勉強を継続して休日に多く勉強するというスタイルをとっていれば必ず合格のラインに乗ることができます。

現在はMultiple Choiceの比率が50%になりましたけども、それでもシミュレーションやBECのWritten communicationなどは結局「どれだけMultiple Choiceの問題を理解して回答できるようになっているか」に影響されるので、とにかくひたすら問題を解きまくるという明確な「USCPA合格のためにやるべきこと」があるので取り組みやすいと思います。

一日30分~1時間であれば、残業が多い人でも通勤中やお昼休憩などで時間を少しでも多くとろうと思えばできるでしょう。

大事なのは、「たった10分だろうが、勉強しない日はない」という状態にすることがモチベ維持には重要です。

社会人としてUSCPAの勉強時間を確保するなら・・・

自分の場合も学生時代に一度挫折して社会人になってから再チャレンジしたのですが、残業は基本的にありませんでした。

というか、ほぼ完全に断って8時間勤務で帰っていました。

家に帰ってからすぐにご飯を食べて風呂に入って、その後2時間~3時間ぐらいは休憩を入れながら勉強していた記憶があります。

で、そのまま仕事と勉強だけで寝るのは嫌なので30分だけ寝る前にYou Tubeを観たりして遊んでから寝るという生活サイクルでしたね~。

残業はほとんどない生活だったので勉強時間の確保はしやすかったです。

でも、自分とは違ってなかなか残業を断れなかったりすぐに帰れなそうな雰囲気の会社だったりすると・・・もう就業中に全力で目の前の業務に集中してすぐに帰れるようにするしかありません。

あとは図太い神経を持つことです!

「白い目で見られようが最低限やることはやっているから定時で帰る!」という雰囲気を出していれば案外結構時短できるものです。

忙しい状態だからこそ効率的な勉強ができることもあるという話

それでも、残業がどうしても恒常的に発生してしまうような状況に自分がいるなら逆にちょっとでも確保できた勉強時間を大切にしましょう。

いや、これを自分が言わなくても「忙しくて制限時間がある時の方が勉強に身が入るもの」だったりします。

自分も、学生時代の方が時間的にも精神的にもはるかに余裕があるはずだったのに挫折してますし・・・逆に社会人で科目毎の合格目標時期などを明確にして全科目合格の時期へのゴールを設定していた時の方が集中して問題に取り組むことができていましたね~。

この時は、朝早起きして出勤前にスタバとかにいって「1時間だけ50問解く!」みたいなこともやっていたりしたのでかなり意識高い系社会人だった気がします(今はあれほど意識が高かったのが不思議なぐらいですが)。

なので、現状の忙しさを嘆くよりはとにかく1問でも多くMultiple Choiceの問題を「理解しながら」解くことをお勧めします。

また、一度挫折してしまってもまた始めればいいんです。

USCPA試験は逃げません。

年齢が上がっても、しばらくは監査法人は常に人手不足の状況が続くと思うので(数年のスパンで)半歩でもいいから合格に向かってインプット・アウトプットをしていきましょう!

さて、ここからは社会人のためのUSCPAの勉強方法を語ります。

社会人だからこそ、USCPAの勉強方法はアウトプットを8割にすべし!

忙しい限られた時間だからこそやるべきことがあります。

それは、問題演習に8割の時間を割いた方が良いということです。

なぜかというと、テキストを読み込んで理解する時間を作るよりも遥かにレベルアップを感じられるからです。

USCPAの試験は、大半の問題がパターン化されています。

テストセンターでPCに向かって問題に解答していく試験なので、同じような問題が出題されたりするので理解するよりも問題演習をこなしてパターンを体に叩き込む方が有効なのです。

USCPAの試験問題は、「簡単な問題を広範囲に渡って解く」という性質があるので試験範囲は広いのですが1問1問は平易なのです。

そのため、簿記1級や日本の会計士試験に比べると理解があやふやな状態でも次々と問題を解いていって解法パターンを身につける方が合格への近道となるわけです。

もちろん、しっかりとテキストの内容を理解した上で問題演習に入るのが理想的ですが・・・忙しい社会人にそんな時間はないですよね?

平日に残業がなく、1日8時間で仕事を終えることができるとしても3時間ぐらいの勉強時間が限界ではないでしょうか?

貴重な休日を一日勉強に充てるとしても、勉強時間はどうしても限られてしまいます。

私は最初、テキストを読み込んでから問題演習に入ろうとしていましたがテキスト自体が分厚くて理解して覚えるのに時間がかかってしまって学習できている感が全然なかったです。

その後、問題演習中心に切り替えてからテキストはどうしても理解が難しい箇所を復習するだけに留めていたので限られた勉強時間でも合格ラインに届くことができました。

限られた時間だからこそ、何に時間を使うのかを考えて勉強することが大事だと感じたんですよね。

特に、予備校を利用するのであれば「理解」するための勉強は授業でできるので一人の時間は極力問題演習に充てるべきです。

もちろん、良質なテキストというのは所々で必要となってくるのですがUSCPAの場合はとにかく問題演習をひたすらしていけば合格ラインに到達する試験なのでアウトプットを8割にすることを社会人は優先すべきです。

Multiple Choiceに最大限注力し、頭が回らなくても問題をこなそう!

ちなみに、問題演習をひたすらこなす場合はとにかくMultiple Choiceを回していくのがおすすめです。

SimulationやWritten Communicationも大事ですが、あくまでもベースはMultiple Choiceの問題にちゃんと解答できるかどうかです。

逆に、Multiple Choiceでほとんど解答できないとなるとSimulationなどはさらにできないはずです。

Multiple Choiceの問題をひたすらこなしていって、自分が持っている問題集の9割以上が解けるようになればSimulationも含めて合格ラインに達しているはずなので問題演習の際はMultiple Choice中心で進めていきましょう。

1問1問は悩むほど難しくはないので、次々と問題をこなしていって正答率が増えていけば最初は不安な状態でも段々と自信がついていきます。