USCPA試験

日本の会計士試験とUSCPAの違い。社内でも待遇は違うのか?

日本の会計士がUSCPAを取得すると、英語力の習得も自然にできたことになるので市場価値は大きく上がります。

では、日本の会計士試験(以下JCPA)とUSCPAではどのくらい試験難易度や制度が違うのか。

また、JCPAとUSCPAでは待遇は違うのかなどについて触れていきたいと思います。

日本の会計士試験について

JCPAは、医者や弁護士とならんで日本でも最難関の資格試験と言われているのは有名ですよね。

まず短答式からしてすごくむずい。

・財務会計論
・管理会計論
・監査論
・企業法

これを突破して初めて会計士試験合格に王手をかけることができます。

で、超むずい前座をパスしてようやく挑めるのが論文試験。

・会計学
・監査論
・企業法
・租税法
・選択科目(経営学、経済学、民法、統計学)

この短答式よりもはるかにパワーアップした論文試験に合格して初めて会計士試験合格を勝ち取ることができるのです。

一般的に、会計士試験に受かるため総勉強時間の目安は3000時間~3500時間と言われているようです。

これ、USCPAの自分からしたら「頭がクラクラする」という勉強量です(笑)

USCPAの試験制度など

次にUSCPAについて概要を見ていきましょう。

USCPAの場合は、以下の科目を基本的には自分の好きな日程で選んで受験することができます。

・FAR(財務会計論にあたる)
・REG(税法と商法の組み合わせ)
・BEC(IT、ファイナンス、経済、管理会計)
・AUD(監査論)

この4科目だけで合否が決まります。

日本とは違って、最初の科目に受かってから18か月以内なら一科目ずつ順番に受験することもできるので比較的取り組みやすい試験です。

問題形式も、選択式が5割で科目によっては記述があったりしますが論文というような長いことを書かせる問題はありません。

また、シミュレーションという特殊な問題がありますがこれも選択式の延長戦上みたいなものなのでひたすら問題演習をしていれば働きながらでも1年ぐらいを目安に合格できるのではないでしょうか。

実際、自分もそうだったので。

ただ、アメリカの資格なので問題文などは当然ながらすべて英語です。

なので、英語にアレルギーがあるという人にとってはさすがに厳しいものがあります。

そうでなければ、合格のための勉強時間の目安は1000時間前後と言われているので監査法人に転職したい人は結構この試験を受ける人が多いわけです。

純粋な難しさならJCPA、英語力が欲しいならUSCPA

どちらを受験するかで、監査法人での役割やその後の転職市場などでのキャリアアップにも大きく影響してきます。

といっても、JCPAはそもそも働きながら取得できるものでは到底なく学生が主に受験するもの。

対して、USCPAは受験要件が「大学卒業以上」となっている州が多いのでそもそも学生があまり受けるような試験ではなく社会人が監査法人に職種を変えたいと思って1年ぐらい働きながら勉強して受験するもの。

なので、必然的に自分の今置かれた環境で監査法人などの会計関連の仕事につくためどちらの受験を目指すかは80%ぐらい決まってくるんですよね・・。

ただ一方で、社会人でコンサルなど残業の多い厳しい環境で超効率的に考えながら勉強してJCPAに働きながら合格している恐ろしい人もいますし、学生でも州によっては大学卒業前に一定の単位取得要件を満たせばUSCPAを受験できる場合もあり目指している大学生も中にはいたりするので一概にバッサリと可能性をつぶすことはないんですよね。

社会人でも、一度仕事を辞めて受験に専念して予備校に通ってJCPAをとって監査法人への切符を見事つかんだ同僚もいたりしましたし。

なので、一旦難しさは置いといて自分の監査法人だけのキャリアだけではなく卒業後のことも考えてどちらを選ぶか慎重になった方がいい場面もあります。

まあ、JCPAで英語が留学生並みなのが一番最強ですけどそういう人材なんかそうそういませんし、USPCAの英語力で外資系企業などを将来キャリアに入れて取得するかJCPAをとってそこから色んな可能性を考えるかは人それぞれでしょう。

社内での待遇って、そもそも区別されているのか?

ちなみに、USCPAってJCPAよりも相対的には受かりやすい資格ではありますが監査法人に入った時に待遇に違いはあるのかどうかというのは気になるところですよね。

これは、結論からいうと「ほとんど同じ」です。

完全に同じかと言われると、法人によって違うかもしれませんがBig4などは少なくとも年棒面ではJCPAと同じ待遇だと聞いています。

自分もUSCPAですが、以前にもらっていた金額を考えると同じ年次の他の人と同じくらいだったと思います。

ただ、USCPAの場合はどうしてもJGAAPの監査報告書にサインができないので「パートナーになるのは難しい」という一面があります。

これは、USCPA自体が冷遇されているのではなく監査報告書にサインできない人がパートナーになる意味があまりないからです。

でも、USCPAでもやはり優秀な人は「パートナー待遇」という役職があるようでして実質のトップになることもできるみたいです。

実際に、そういう人にお会いしたことがありました。

まあ、今回はUSCPAにちょっと話が偏ってしまいました。

以上!

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