監査法人で働いていると、普通の事業会社の経理や財務部門に転職したくなることがすごくあったりします。

その場合、監査法人は結構給料は良い方なので転職することによって年収が100万円ほどさがるケースもあります。

でもそれでも転職していく人は多いんです。

今回は、年収ダウンしてでも事業会社へ転職するメリットについて話しましょう。

年収アップもしくは維持を狙って転職する場合の業界

会計士はかなり転職市場では汎用性が効くので、基本どの業界にいっても重宝される方です。

ただ、監査法人から転職しようとする人は意識高い系の人が多いので年収をアップさせたりもっと金融系の仕事につこうとする人が多いんですよね。

例えば、ビッグ4で監査職をやっていたとしたら他部門であるファイナンシャルアドバイザリーサービスの仕事に応募してみたいとか。

また、外資系の投資銀行やコンサルティングファームに応募してみたりとか。

やはり会計監査は地味なイメージで仕事も実際にはコツコツとエクセルとワードで調書をひたすら作成するという業務なため、上記のような華やかな業界に憧れを抱いて転職していく人が結構いるんですよね。

実際に会計士でさらに英語もできるとか何かプラスアルファな強みなどを持っている人は華やかなで高収入の場に転身していく人も多いのですよ。

やはりM&Aだったり、金融系の仕事は年収アップに即時つながりますからね~(その代わり監査法人よりも激務ですけど)。

事業会社へ行くと、年収がダウンもしくは現状維持が関の山?

で、それとは対象の転職者としては一般事業会社の経理・財務部門に行く人も本当に多いです。

比較的小規模な会社だと、経理・総務みたいな感じで管理部門全体を任される責任者として最初から入社するケースも多いですね。

大手の経理部門とかだと、それまでの監査経験にもよりますけどスタッフかコントローラーぐらいで収まることが多いんじゃないでしょうか。

で、これが外資系だったらまだ給料は落ちないケースも多いんですけど完全ドメの日本企業だと年収は年功序列で給与幅があまり社員の間でも変わらないため、同年代でも監査法人で高収入を得ていた人は年収がダウンするケースも結構あります。

正直、自分は仕事というのは大前提としてお金のためにやっているので給料が下がってまで転職というのはあまり考えたことはなかったです。

今までの転職暦でも、現状維持か少しアップぐらいでしたかね~。

でも、お金を大前提にしながらも、さらに先を見越して年収ダウン覚悟で転職する人もいるわけです。

年収ダウン・・・それでも監査法人を卒業して転職するメリットを考察

「仕事というのはお金だけじゃない!やりがいなども大事!」

これはある意味では正しいです。

というか、ある意味でなくても正しいです(どっちだよw)。

年収ダウンをしてまで転職をするというのは、大きく分けて2つの理由が考えられるんですよね。

・監査法人で社内失業状態になって、仕方なく転職することになった
・監査と経理現場の両方を経験してさらに先のキャリア&収入アップを見越している

1つめの理由は、意外とあったりします。

特に、1つの企業のインチャージをずっとしていたけどそのクライアントをなんらかの事情でロストしてしまった場合。

特にその企業でやっていた監査手法や独自の方法があまり汎用性がない場合、他のクライアントにアサインされてもあんまり使えないこともあります。

それに、ある程度年齢がいっていて長年のインチャージから外されたあとにノンアサイン状態になることはその人自身のプライドが許さなかったりして転職して離れたいと思うようになるみたいです。

で、2つ目のパターンが一番大事。

多少年収が下がっても、一般事業会社の現場に転職して「監査&経理」を経験すると「本当の意味での会計士」が完成すると思っています。

経理の仕事は、伝票起票から元帳作成や試算表及び決算書の作成をするいわば「一から決算書を作り上げる仕事」

それに対して、会計士の場合はその逆で「決算書から分析をしてもっと小さい単位の資料を紐解いて調査をする仕事」

そのため、現場を知らない会計士が世の中では9割ぐらいいるなかで監査法人から経理に転職またはその逆を経験していると「全体像が本当の意味で見える会計士」として市場価値が最高に高まることは想像できるでしょう。

なので、年収が下がっても監査とは違う一般事業会社の会計系の仕事につくことはその後の転職での大きなキャリアアップが待っているわけです。

一旦下がった年収によって、逆に現場をわかっている会計士として次の転職先は役職もアップし年収が大きく上がることが予想されます。

監査法人から自分のキャリアプランを今一度考えてみよう

なので、常に年収アップが狙える転職先を考えるのもいいですが長い目でみてサラリーマン人生は長いので、それ以外にも目を向けるのもいいかもしれません。

年収アップすることだけが転職と自分のキャリアアップの目的ではないかもしれませんよ、長い目で考えてみると。

また、監査法人は忙しいところも多いのでのんびりとした事業会社でやりたいと思う人もいるかもしれませんし、まあ転職目的は人それぞれですねという結論に(笑)

以上です!

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