難関の会計士試験に合格すると、日本では8割以上の人が大手監査法人(Big4)に就職をしていきます。

その一方で、あえて総人員数100人以下の中堅監査法人を選ぶ人もいるのです。

今回は、中堅監査法人時代に自分が感じたメリットとデメリットを紹介します。

ちなみに、今回の記事は他の記事で書いた内容と被る部分もあるのですがご了承ください。

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会計士として最速で出世したい人なら中堅を選べ!

監査法人は株式会社ではなく、世間一般からすると特殊な業界ですがそれでも我々業界経験者からしたら普通の営利目的の企業。

会計士の人は、他の業界に比べて比較的温厚でコツコツ型な感じの人が多かったなというイメージですがそれでもやはり「出世したい・早く成長したい」という野心のある人もそれなりに見てきました。

コンサル業界や監査法人などは、特に若いうちに出世してあわよくば20代もしくは30代前半のうちに役員クラスにあたるパートナーに昇格している人もざらにいます。

事業会社の場合だと、平の取締役になるには普通は50歳くらいでなれるかどうかみたいなところがあると思いますけど監査法人は違います。

これは、コンサルや監査法人の場合は事業会社と違って椅子取りゲームがないからといってもいいでしょう。

ようするに、「部長が~人、役員が~人」という風に決まっていないのです。

年次と能力が認められれば基本的には昇格するのが良いところです。

で、さらに監査法人でいうと大手よりも中堅監査法人のように規模が小さいところの方が会計士としても成長できるし大手よりも早いスピードで難しい仕事を任される。

2年目で監査現場責任者であるインチャージを任された人もいた

中堅監査法人にいた頃は、わずか入社2年目でとある小規模クライアントの現場責任者(インチャージ)として活躍していた人がいました。

「2年目でインチャージ!?」

そこに入社したばかりの自分はとても信じられませんでしたが、実際に自分が入った年の前年に入社したJ2の人でしたからね~。

小規模クライアントのインチャージだと言ってあなどってはいけません。

むしろ、小規模なクライアントの監査を経験していた方が監査計画から監査終了の報告会まで、大手だとパートナークラスでないと経験できないすべての流れを任され知ることができます。

監査計画の調書を作成して、科目調書を作成して、審査資料の作成まで行う。

もちろん、下のスタッフにも仕事を割り振りながら。

で、パワーポイントで監査結果の報告をしながら改善点などをクライアントに報告する。

この流れを一度やっただけでも、転職市場での会計士としての価値はうなぎのぼりにアップですよ。

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監査だけではなく、色んなことをやらされるのがある意味でメリット

100人~200人規模もしくはそれ以下の人員で構成されている組織で働いた経験がある人ならよくわかると思いますが、良い意味でも悪い意味でもコンパクトな組織は「色んなこと」をやらされます。

上記では、監査業務の中で大手では経験しないようなことも沢山任されるという話をしましたが監査以外の業務や雑用的なことも特に新人のうちはすることがあります。

「これ、会計士がやる仕事?」というようなこともあったりしましたがそれも良い経験になりました。

特に、大学を卒業してそのまま会計士試験に合格して監査法人に入所した人材というのは社会人としての常識などが事業会社の人材とちょっと違ったところがあったりするので監査だけに偏りすぎないでちょっと泥臭い法人運営の内部の業務をすることも重要です。

あんまり若いうちに「先生!先生!(まあ昨今はこんな呼び方するクライアントはあまりいないですが)」なんて呼ばれちゃったりすると「俺って偉いんだ!」なんて勘違いすることも多少はあるでしょうし。

とにかく、監査だけではなくDDやバリュエーションなども自分が希望すればやらせてくれるところが多いでしょう。

なんなら、本来はパートナーがやるクライアント獲得のための営業に同行する新人もいたりしました。

もう、月並みな言い方ですが「中小は手を挙げればなんでもあり」です。

なので、中小では30歳パートナーになっている人とか普通にいましたね。

面倒な委員会とかに入らなきゃいけなかったりもするのがやだったな~

その反面、やっぱりやりたくないと思う業務も舞い降りてきたりすることがあります。

自分は、どっちかというとあまり監査以外の業務を任されることが好きではなかったのですが健全な法人運営を維持するために組成された色々な「委員会」の一つに加えられてしまいました。

まあ、中堅監査法人は常に生き残りをかけてパートナーを筆頭として考え続けている集団なので組織改編とかも柔軟にあったりしますので色んな人と仕事をする機会は多いでしょうね。

あ、法人によっては社員旅行とかもありますよ!

海外にいったり、国内の名物温泉旅館に泊まったりするのは楽しかったですね~。

社員旅行で羽目を外した新人たちが当時は笑えないような珍事件を起こしたりして、大手じゃ絶対に味わえないネタが沢山ありましたね~。

また、大手に数年いた人が中堅監査法人に転職してそこから数年ほどマネージャーやってパートナーに昇格するというようなスピード出世のパターンもあるので中堅監査法人には色んな可能性があります。

野心の強い新人はまずは中堅監査法人というのもありです。

大手にいる人も、年収やポジションが変わらず中堅に移籍して大手に留まり続けてはなれなそうなパートナーに慣れる可能性もあるので出世欲ある人はオススメですね。

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