今回は、中堅監査法人時代の元同僚の人がビッグ4のアドバイザリーに転職した話をします。

一緒に働いていた時は結構仲が良かった方なので、具体的な話とかサシ飲みしてる時によく聞いてましたね(笑)

さて、改めてBig4のアドバイザリー部門はどんなものなんでしょうか?

「財務諸表作成支援業務」もアドバイザリーの仕事の一つ

さあ、監査法人のアドバイザリー部門と言っても他の記事でも触れていますが色んな「アドバイザリー」業務があります。

このアドバイザリーという業務は、監査法人だけのものではなく投資銀行やコンサルティングファームなどでもクライアントに提供されているサービスなのですがそれぞれの業界によってアドバイザリーの強みが異なってきます。

監査法人のアドバイザリーの場合は、やはり会計士である人が多く所属しているのでやはり全体として会計関連のアドバイスを行っている傾向が強いです。

・財務諸表作成支援業務
・会計目線からのコンサルティングサービス
・内部統制の構築支援
・IFRS導入対応
・企業価値算定(バリュエーション)業務

これらはほんの一部で、監査法人のアドバイザリーは本当に多岐にわたっています。

でも、アドバイザリーと言っても「単なるアドバイス」とは全然違くて「クライアントの代わりに業務を代行する、もしくは一緒に構築していく」というような色が強いです。

元同僚が大手に移ってから主に従事していたのはクライアントの財務諸表の作成を支援する業務でした。

監査とアドバイザリーの最大の違い

で、上記のようなアドバイザリー業務というのは会計監査ではやってはいけない業務なのです。

監査は、「あくまでも作成責任があるのは会社」であるので監査業務でクライアントの財務諸表作成のお手伝いなどをしてしまうと「自分たちで作成して自分たちが監査する」という自作自演な状態になってしまいます。

だから、コンサルやアドバイザリーなどと監査業務は完全に分業しなければいけない決まりになっています。

監査はあくまでも「クライアントが作成した成果物をチェック」

対してアドバイザリーは「クライアントに寄り添って成果物完成の手伝い」

これ、監査からアドバイザリーにいった人からするとみんな感じるみたいですけど明らかに監査業務よりはクライアントに嫌われないんですよね(笑)

監査は疎まれる、だけどアドバイザリーは監査に比べて相対的に感謝されることが多いのです。

だからアドバイザリーに転職していく人が結構多い。

海外に半年のスパンでアサインされることもあるってよ!

で、そのアドバイザリーに転職した彼は入所してちょっとした研修を受けてから早速海外へ赴任することに。

海外留学経験はなかったのですが、日本で英会話教室に通ったりオンライン英会話を頑張っていたみたいでなんとTOEICのスコアが970点!(ちなみに自分より上です・・)

海外経験なしなのに、普通に同僚時代は英語を使って外国人チームと監査業務にあたっていたんですよ。

Big4に入って海外事務所の赴任要因に選ばれたのは、まさに自分の努力だけで培った英語力と中堅時代の国際業務への関与などが重宝されたのでしょう。

プロジェクトにもよりますが、3ヶ月~半年ぐらいの単位で東南アジアや欧米にいってクライアントの海外支社でアドバイザリー業務にいそしんでいたようです。

ちなみ、人それぞれだと思うんですけど海外で働いてみたいとは自分は全く思わないのですがその同僚の人からしたら完全に「してやったり」な転職活動だったみたいです(笑)

もともと、海外旅行は好きな方だったらしいのですが英語を学んだのは日本でのことなので自分の英語力が海外でどのくらい通用するか試してみたいという野心もあったみたいでかなりモチベーションが高い!

財務諸表作成補助業務は、主にJGAAPからUSGAAPへの組み換えなど膨大な量の修正仕訳を把握することから始まります。

もちろん、JGAAPからIFRSへの組み換え仕訳もあったりするのでこれも一部の業務ではありますがとにかくクライアントは「監査じゃないので協力的」と言ってましたね(笑)

Big4のブランドを手に入れて満足そうだった同僚

で、海外赴任もできてさらにビッグ4で働くというネームバリューも相当気に入っているようでした。

日本に帰ってくるたび、飲みの誘いがやってきたりするのでかなりアクティブに働いて遊んでいるんじゃないかと(笑)

海外の事務所だと、日本と違って残業よりも効率性重視で早帰りとかも多いみたいですしね。

また、海外勤務から解放されたあとのアサインでは日本での業務もあったりしますので海外に行きたくない人はその辺は自分の希望が通りやすいようです。

監査法人は、大体どこも強制転勤や異動はないですから手を挙げれば異動も頻繁に行えるところが良いところかなと。

まあ、大手なら部門が沢山ありますがそれぞれの部門が大所帯なので異動するとそれはもう「別の会社で働いている感覚」になるみたいですし自分もそう感じてます。

とりあえず、同僚の話はこのくらいにしときます。

監査に飽きたら、アドバイザリーへの転身は定番ですね。

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